ヱスケー × シロシビンズ 『気持ちをちぎって捨てたくなる』を語る

2018年01月07日にリリースされるヱスケーのニューアルバム(通称ヱバム)
『気持ちをちぎって捨てたくなる』
アルバム参加者でもあるシロシビンズが急遽インタビューを敢行!
執拗に聞いてきたので渋々答えたぞ!なんと全曲解説!
もしかしてこれって自分で書き起こすのかなり恥ずかしいんじゃないか?
(最後に作品のリンクあるから見てくれ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『努力の凝縮は450円になっている 』
by シロシビンズ
 

f:id:kikuchisk:20171218010637p:plain

 diz × ヱスケー『郊外ブルー』を手にご機嫌なシロシビンズ。こちらもよろしく
 
 
 
まずは経緯から−
 
シロシビンズ(以下 シ) :「早速だけど 今回のアルバムを作ることになった経緯は?依頼があったの?」
 
ヱスケー(以下 ヱ) :「特別依頼があったわけではなくて、アルバムを作ろうという意識もなかった。3曲目の『いい感じ』に参加してくれたmukuchiさんと曲を作りたいなと思って…当初はその一曲のみ配信しようとしていたんだけど その作業が難航して半年くらいかかってしまった。」
 
:「わかるわかる。創作の便秘」
 
:「そうそう」
 
:「今出すタイミングじゃないな〜みたいな」
 
:「っていうのもあるし 全く歌詞が書けなかった。最終的にはデモから大きく変わったんだけど、展開も思いつかなかった。ラップ→女性シンガーサビ→ラップ〜みたいなよくある展開にもしたくなかったし。R&B的ではない女性ボーカルが欲しくて…」
 
:「ああ、大黒摩季みたいな、ブスだけど性欲すごいっていう笑 そういう人だと変にソウルフルにしてくるしさ…」
 
:「自分のテンションに合う人を探してたんだよね」
 
:「うんうん」
 
:「初めはこの人Twitter面白いな〜と思って見ていて、勝手にテンションが合うなあとかシンパシーを感じていて…で、曲作ってるんだーと気付いて聞いてみたらめちゃくちゃ良くて。そこの感性は同じっていうか、いい感じの人だなと思ったら作っているものもやっぱりいいんだよね」
 
:「やっぱりさあ、Twitterでつまらない人は作ってるものも面白くないんだよ」
 
 : 「『いい感じ』で迷ってる合間に息抜きで作った曲を後から聞いてみるとテンションが合っていたのでアルバムできるなあと」
 
:「『いい感じ』を作っていく過程でできた曲が結果的にアルバムになっていったわけだ」
 
 
 
順を追って解説
 
 
 
1. intro
 
 
:「アルバムを作った経緯は聞いたので一曲目から順に聞いていきます。」
 
:「まずはintroか」
 
:「introは余興っていうことでもないんだけれど、トラックがあって最後に咳が入っているよね。普通のイントロダクションというわけではないけれど、はじめに軽めの短いものを入れようと思って作ったわけ?」
 
:「元々あのビートがあって分数も長かった。それを縮めてあのサイズにした。歌も入れようかと思ったけど最初から歌があると邪魔くさいなって、入り口を整えたくて…最後に次の入りを意識させるために咳だけ入れた。昔のラッパーがよくやってる感じの、好きなんだよ」
 
:「あの導入は面白いよね。ラップ的側面ではないと感じたけれど、俺が良くやってる作風に似てるかもっていう。俺も最後に咳入れたりっていうのはよくやるので」
 
:「要はカーテン開けて舞台見せますよ〜ってことだよね」
 
 
 
2. 飲み会は早めに帰る
 
 
 
:「で、二曲目が…」
 
:「飲み会は早めに帰る」
 
:「あれは あるあると言えばあるあるだよね。わかり易く言うと飲み会行きたくないあるある…そして断れないあるある…」
 
:「そうそうそう…」
 
:「だから内容としては一番共感を得やすいところで、俺が一番好きなのは最後の語りのところ」
 
:「あ〜笑」
 
:「子供ができたら飲み会断れる子供に育てよう…飲み会行きたくねぇ!っていう子供に育てよう…えっ!それ前提で子供作るの!?っていう笑」
 
:「まあ自分ができなかったことを子供に託すってやつですよ」
 
:「飲み会を断れる子供に育てる局所的な目標…」
 
:「たしかにねぇ笑」
 
:「うん。そこがね、おもしろかったです。メッセージ性が全くないというか…ギャグテイストというかそこらへんが入っていて良かったです」
 
:「あと"勿体無いよね↑"っていうイントネーションが…」
 
:「訛ってるようなね」
 
:メガネさんのリリースパーティーで「メガネちゃんリリースおめでとうって言った時の はんなり感?が出た時を思い出した」
(ボツテイクでなぜか関西訛りでしゃべってしまったとことがあった)
 
:「なんで出ちゃうんだろうね。今までそんな喋り方したことないのにさ、恥ずかしい〜〜」
 
:「とりあえず愚痴言うだけじゃつまらないから曲にしましたっていうやつだから」
 
:「行っちゃうんだけどやっぱり一次会で帰るっていう…帰ったあともブルーなのはなぜかっていうとさ、飲み会だから相手に合わせて自分のいつも出さない部分を出しちゃえみたいな。それを振り返ってブルーになるってところもあるわけでしょ?」
 
:「うん。後ろめたさとかね〜帰っちゃった…とか」
 
:「余計なこと言わなきゃ良かった〜とかね」
 
:「そうそう、曲の中でも言ってるけど"その場にいることの プラスよりも 酔って余計なこと言う リスクが高い”んだよ。実際に口滑らせちゃうし」
 
:「それしか機会がないから…とか仕事じゃないからいいや!っていう精神的働きがあるのかな?でも会社に忠誠尽くしてますって感じを出さないといけないし」
 
:「飲み会は早めに帰るを作ったのがほぼ1年前くらい。最近は断れるようになってきた。成長したよ」
 
 
 
3. いい感じ feat. mukuchi
 
 
 
:「元々映画のタイトルからとって深呼吸の必要にしようかと、それを縮めて深呼吸にしていて。でもmukuchiさんから歌のデータが来て「ダメで元々いい感じ〜♪」っていうフレーズがすごく良くて、『いい感じ』というタイトルにしました」
 
:「いいと思う。向こうに内容を寄せた感じなのかな」
 
:「データを頼む時に自分のラップが入った状態で渡して、これに寄せた内容で「良いこともないけどそんなに悪くもない」って内容にして欲しいと言った。マイナス風だけどそうでもないくらいのテンション」
 
:「ロートーンでくださいって感じかな」
 
:「そうそう。冷めながらも前向きなんだよ」
 
:「タイトル通り”いい感じ"だよね。3曲目というチョイスも良かった」
 
:「とにかくmukuchiさんの声がいいんですよ。歌詞も他では見ない言葉の並び」
 
 
 
 
4. 天気のいい日は昼寝に限る
 
 
 
:「これ聞きたかったんだけどさ、あれって本当に自分の寝てる時間の音声?」
 
:「そう」
 
:「あ、やっぱそうなんだ!何かがないとわざわざインストを入れないだろうって思ったの。歌がいらないからインストって場合もあり得るんだけども、ただ、昼寝ってところで宅録でしょ?」
 
:「うん」
 
:宅録で”昼寝”ってところで思ったのよ。やっぱりこれって昼寝の時のサウンド入れてるんじゃないか?って。自分も昔『外』って曲作ってさ、それがなんで外かって言ったら外の音を入れたから『外』っていう笑」
 
:「あれは昼寝している時間 外はこうなってるぞってことなわけだよね」
 
:「そうなの。俺は今夜中働いてて日中寝てるんだけど、そうすると本当に子供がうるさいの!もうこれは曲にしてやろうと思って。単純に昼寝する時に外の音を録音しながら寝た」
 
:「ドキュメントだよね」
 
:「ちょっとしたね。昼寝の間のドキュメンタリーだね」
 
:「子供の声って意外と聞けるんだよね。アンビエントミュージックというかテクノとか静かな実験音楽とかさ。大人が飲み屋でガヤガヤやっているのより子供の声って音楽に使われやすいよなって思う」
 
:「実は子供の声か石焼き芋の音声か迷って、まあ子供の声にしたんだけど」
 
:「ベタだから?」
 
:「ちょっと恥ずかしいなって」
 
:「あー…わかるわかる。狙いすぎかもってね」
 
 
 
5. まんねん feat. diz
 
 
 
:「これは ほぼdizさん先行…?これは共作?」
 
:「そうだね。なにも考えずに作り出して「これはあいつに合うぞ」ってなって。まぁあの人に頼む時点である程度のクォリティは保障されているわけなんだけど。それでサビを先に録ってこれに合わせてラップしてよと」
 
:「dizさんはね、声のトーンとか、その時点でかなりインパクトがあるよね。存在感がすごいんだよね」
 
:「今までdizやメガネは自分の曲には呼ばないようにしていた。向こうに呼ばれたらやるけど…っていうのはあの人たちの集客力で人を集めても意味がないというか」
 
:「ネームバリューを借りたくない」
 
:「そう。それもあって自分がもっと頑張らないと、それに負けないくらいにならないと意味がないなと思っていた。ようやく最近になって そろそろいいんじゃないかと思えるところまで来た」
 
 
:  笑「ことあるごとに言ってる」
 
:「人々の敵でしょ?」
 
:「すごい名前だよね」
 
 
:「最初はサビの歌詞からとって『聞こえない』というタイトルだった。でもdizが書いてきた歌詞の冒頭で"なに言ってまんねんから何年…"っていうのがなんか面白くて…」
 
:「あーあーそうだ!言ってたねぇ笑」
 
:「dizさんが友達に「俺ラップやるわ」って言ったら「なに言ってまんねん」みたいなこと言われた…って言ってて」
 
:「なんだろう…あの、"なに言ってまんねん”?関西バラエティみたいな」
 
 :  笑
 
 
:上沼恵美子が司会のローカルバラエティって感じがすごいよね。寒いノリをワザとやりましたっていう。」
 
:「でも、まんねんのあの比重だとdizさんに食われちゃうよなあ。でもそういうのも一個あってもいいよね」
 
:「うん。まあそのつもりで作ってるしね。内容が"近所も遠方も一緒”とか俺が思ってることを言ってくれたりさ 代弁してもらう部分はあった」
 
:「これってパソコンが同じじゃない。脳のパソコンがさ。脳のOSが同じだからさ」
 
:「もういいのができるってわかってたからね」
 
:「阿吽が…ね。わかるっていうのもあるし、今回聞いていてヒップホップと違うなと思っていて、なんでヒップホップと違うなって思ったかっていうと、無理やりではないんだろうけど、意図せずなのかはわからないけどあまり韻を踏んでいる感じがしなかったんだよね」
 
:「踏んではいるけど「踏むぞ!」っていうのはあんまりないかな」
 
:「そうそう。だから思いっきりヒップホップを聴いてる感じではないんだよ。心情吐露であって、それがヒップホップ的な形になっているだけであって、スタイル的には韻を強調していないからヒップホップに感じない。個人的にはヒップホップを聞かない人も聞けるんじゃないかなというところはある」
 
:「誰でも聴けるだろ!という感じがすごくするんだよね。」
 
:「ラップだけが残ったような」
 
:「別にどこのコミュニティに属してるわけでもない、聞いたときに最初ジャンルが”ヱスケー"だと思った。」
 
:「前に作った『忘れたいことばかり覚えてる』で自分の方向は固まったかも。こういうのが自分に合ってるなと」
 
:「でもね、やっぱりdizさんが入るとディープになりやすいでしょ」
 
:「そうそう」
 
:「良い意味なんだけどね。でも今回はそこまでディープになってない。それはやっぱり歌が入ってるからだと思うんだよね。歌が入ることによって一つのポップスとして成立しているんだろうなと思ったんだよね」
 
:「この曲で歌ったら比率的にちょうど良いかなっていうのはあった」
 
:「そうだね。で、のちに触れる靴下履かない兄弟の曲もあるのでそれを踏まえて次に行きましょうか」
 
 
 
6. 気持ちをちぎって捨てたくなる
 
 
 
:「この曲を表題曲にするだけあるなと思いました。何故かっていうとここまで自分の考えていることをアウトプットできるのはすごいぞと思って。なかなかできることじゃないよ」
 
:「自分では書いていて コレって伝わるのかな…と思ってたんだよ」
 
:「若い人にはわかると思うよ。ただね、おっさんは逆にわからないかもしれない。平成生まれの奴らの方がわかるんじゃないかなあ」
 
:「あの曲の最後で”お前は誰だってそうだと言うけどその言葉一つで冷めてしまうよ”って言ってるんだけど、それは昔付き合ってた人に言われた言葉でさ、俺が何を言っても「誰だってそうだよ〜」って言うもんだから、じゃあ俺ってなんだ?ってなっちゃって。誰だってそうなら俺じゃなくてもいいじゃんって」
 
:「わかるよ」
 
:「そうかもしれないけど、俺を見ろ!と…」
 
:「あなたの言い方次第ではなくてこちらの受け取り方次第だよっていうことを言いたかったわけだよね」
 
:「そうそう」
 
:「でさ、あの曲もほぼ韻踏んでなかったでしょ?」
 
:「うーん文章の流れでリズムとして踏むのはあるけど強調する感じのは確かにほとんどないかな」
 
:「ヒップホップのスタイルの一つなんだろうけど韻をそこまで踏んでないから感情吐露がうまくいっている感じはあるよね」
 
:「そっちの方が聞きやすいのかな?ポエトリー的というか」
 
:「そう!ポエトリー!それが言いたかったんだよ」
 
:「前にたまちゃん( tamadrow )と作った『CHIME』でブックオフで適当に買った小説の文章を継ぎ接ぎにしてカットアップ技法みたいなことをして、それを無理やりラップ風に読むっていうのをやってさ、その時に韻を意識した文章だとかラップ用の文章じゃなくてもラップにできるし、自分が読めば自分らしくなるなと実感した流れがあるからこうなってるんだと思う」
 
:「カットアップてさ、バロウズブライオン・ガイシンって画家に「絵を描いてた新聞紙を切ってめくったら面白い言葉が出てきた」って説明したっていう経緯だよね」
 
:「俺 シロシビンズにそれを聞いて面白いなってずっと頭にあってそれでそれっぽいことを試してみたんだよ」
 
:「あれ、俺言ったっけ?たまちゃんに言ってたからそこからかと」
 
:「まあ、たぶんね」
 
:「でもこの曲も暗くはないよね」
 
:「でも明るくもないでしょ」
 
:「そう、明るくはないんだけど…というか明るかったらいけない気がするんだよね。あそこら辺の湿り具合がやっぱり良いよね若い人って多感な頃 湿ってるじゃない。でも年取ると湿らなくなるじゃん。自分が信用できなかったりするでしょ?俺はここ数年自分を信用できたことなんてなくて、これからの若い子は自分に自信を持てるかと言ったら持てないやつの方が多い気がするんだよ」
 
:「それが日本人っぽさなんだと思うけどね」
 
 
 
7. 僕はまたこんなことを言う feat. シロシビンズ
 
 
:「で、次が…」
 
:「『僕はまたこんなことを言う』。前にタブラ叩いてもらったやつのremaster」
 
:「これは良いremasterだよね」
 
:「ボーカルをアルバム用に録り直そうと思ったんだけど、やっぱり初期衝動って強いじゃない。」
 
:「強い強い」
 
:「今やり直すと技術が上がってる分 小慣れた感じになってしまう。初期衝動の勢いを残したいなって思ってさ。」
 
:「変に学習すると怖いよね」
 
:「そうそうそう。だから一回できたのはそれで終わりにしたいんだけど、まだ良くなる余地があったからミックスし直してハイハットの音色を変えて…」
 
:「タブラもちょっと抑えてるよね」
 
:「どうだったかな。空間系のプラグイン入たからそれもあるかも。聴きやすくなったなと思う」
 
:「聴きやすくなってたしタブラの違和感もなかった。あれはかなり叩いてる方だし 3曲目もさ、一応打ち込みだけどタブラの音を提供したじゃない。やっぱり打ち込みと生演奏は違うよねー」
 
:「まあ違うね」
 
:「だからその違いもあって『いい感じ』のタブラも打ち込みの味としてそれはそれで良くて、生の演奏の方はブレイクからバタバタッと叩くところとかさ、あの辺は生じゃないと無理なので…あのー…やっぱりあそこで叩いている人は上手ですね…」
 
笑「そうだねえ。dizとメガネにもアルバム聞いてもらったけど『僕はまたこんなことを言う』が一番良いって。タブラがかっこいいってさ」
 
:「タブラをチューニングした記憶があって、だから良いのかも。途中でさ「ドゥンドゥンドゥン」ってタブラの”ゲ”って音ね。それの連符とかグイグイ出してるけど ”どタブラ"って感じでもなくてあのマスタリングは成功してるし音がくっきり離れていていい決断だったと思う。あれはすごくよかったね」
 
:「なんというか、汚し方がうまくなったんじゃないかな」
 
:「この音の割れ方かっこいいとかこれは良いノイズ、これはちょっと…とかあるよね」
 
:「あるある。ありますよ」
 
:「俺ね、ほぶらきんってバンドがすごい好きなんですよ。その人たちの『ああ我身に油を塗りて勇気百倍,真っ先かけて突撃せん』って曲のイントロで完全にテープの「ブチッ」って言ってる音が入ってて、それがね、すげー好き。」
 
:「こういうのってフェチだよね」
 
:「こういう話すると「お前ドミューンみたいなこと言うな」って言われるんだよ。お前の例えるミュージシャン サブカル系ばっかだなって」
 
 
 
8. 逃げろ feat. ここせまみ & オオヤヨシツグ
 
 
 
:「まず最初のヱスケーからescapeまでのコラージュを聞いてねヤン富田を思い出したの。」
 
:「うん」(よくわかってない)
 
:「『Love』って曲があるんですよ。(DOOPEES名義)どういう曲かって言うとね、いろんな曲の”Love"って言ってる部分を切り取っただけっていう曲なんですよ。もうめちゃめちゃなの。カオスなんだけど、それに似たものを感じて…ヱスケー…ヱスケー…って、たぶんあれ色んなところから引っ張ってきたんだよね?」
 
:「今まで作った曲の中から俺の名前歌ってるところを切り取ったのがメインで他に何個か〜って感じかな」
 
:「外人の声は?」
 
:「テキストスピーチだね」
 
:「テキストスピーチいいよねぇ。俺初音ミクより大好き」
 
:「最初は頭のヱスケー〜っていうのがなくて…」
 
:「それだとたぶんショボいんだよ」
 
:「そうそう やっぱり入口がね。大事だよ」
 
:「でもあの展開はすごいよね。あれ有線で流れても違和感ないんじゃないかな。コードがメジャーだから聞きやすいのと音がちょっとオシャレじゃない。ちょっとアッパーな」
 
:「これはちょっとポップにしようと思って」
 
:「一番シングルっぽい曲だね。BPMが早いのもあるのかなーサビの「逃げろー」を合わせる感じもすごくよかったよ。冒頭のヱスケー〜のサンプリングからescapeに移るところ、逃げろってことでしょ?これは上手いなあって」
 
:「でね、ここせまみさんとメガネさんの声がちょっと似てるんですよ。似てるんだけどやっぱりそのー、音の周波数的にはすごい似てるんだけどトーンが違うので…ここせまみさんの方が弱い女の子の感じ。病気がちな…血圧低くて朝眠い…みたいなね。健気な感じがあるね」
 
:  笑
 
:「最後のオオヤヨシツグさん。あの人は上手だね」
 
:「発声がかっこいいんですよ」
 
:「くっきりしてる上にダサくないんですよ。あれは抜群だったね いいバトンタッチだよ。そしてオオヤさんのパートがアルバムの中で一番テンションが高いという…笑」
 
:「最初はあの二人を別の曲でって考えてたんだけどこの二人合わせてみたら面白そうだなって。テーマ的にも二人が合いそうな内容だった」
 
:「逃げろ逃げろって何度も繰り返すところもそうなんだけど、三人ありきって感じがするんだよね」
 
 
 
 
9. 家がいい feat. K.H.BROTHERS
 
 
 
 
:「まずはね、ダジャレですよ。家がyeahって言ってんじゃん。それがすごい良くてさ」
 
:「まあ元ネタあるんだけどね」
 
:「歌詞は各々で考えてるの?」
 
:「そうそう」
 
:「メガネさんの、"自分の家で食べるおにぎりが美味しい"っていうさあ…すごいよね。」
 
:「おにぎりを家で食べるんだなあ」
 
:「なんかさあ、感覚が新しくない?すごい面白いこと書くなあって」
 
:「俺もそこ気になってた。それでバース終わるしね」
 
:「でもね、本当に…家がいいんですよ。伝わってくるんだよ」
 
:「みんなインドア派だから」
 
:「最初聞いたときにいいなあ…うまいこと考えるよなあって」
 
:「暗くはないけどテンション低めな曲が多かったからゆるいのを作りたかった」
 
:「そう!そのね〜ゆるさがいいんだよね。さすが三人で活動してるだけあって呼吸あってるから」
 
:「そうね」
 
:「でさ、曲ごとにさあ 前のに似てるっていうのがないじゃない。それも結構すごくない?」
 
:「それは気を付けてたからね」
 
:「気を付けた」
 
:「うん。並びとかもね」
 
:「相当曲順考えた?」
 
:「考えたね〜」
 
:「スムーズに聞けるもんなあ」
 
:「曲順を考えるのって思い返してみたら昔MDを使ってて、MDの曲順考えるのがめちゃくちゃ好きでケツを何秒か削ったりとか、この終わりの音と この始まりの音は繋がるとかそういうことをやってたんだよね。その時から曲順って気にするようになったと思う」
 
:「曲順ね〜あれって殆ど出来てから決めたって感じなの?」
 
:「出来てからもあるし、この曲の次はこういう曲があった方がいいって作るのもあったかな」
 
:「最後にできたのはどの曲?」
 
:「10曲目の帰り道」
 
:「あ〜家がいい の次が帰り道だ!」
 
:「そうそう。家がいいの最後にさ、余韻みたいな部分があってそこに適当に喋りを入れてくれって伝えて、データ聞いたらどっかで外食してる感じでさ。そこに俺も声を重ねて最後は「もう帰ろうよ〜」って終わるんだけど、じゃあ次の曲は家に帰る曲だなと」
 
:「そうなんだ!」
 
 
 
 
10. 帰り道
 
 
 
:「これもメランコリーなんですよね。 "ネットじゃなくて人と話したいなあ"って、そこですよね。俺がやるんだったら「お前ら外でろバカ!」って言うもんね。「外でて喋れよお前らさあ…」って」
 
:  笑
 
:「ネットに書くことと人に話すのではやっぱり違うよね。外で喋ったことってさ、やっぱり何かに繋がっていくじゃん。だからいい歌詞だなって」
 
:「仕事帰りのイメージだけど時間帯とか自分とは別の話になってる」
 
:”15時に起きて16時に家を出る〜”って『気持ちをちぎって捨てたくなる』の歌詞だっけ?その『気持ちをちぎって捨てたくなる』よりは軽いほうだよね」
 
:「そうそう。この曲の後がremixだからこれで終わってもいいし、次に行ってもいいしっていう…後は家に近づいていくにつれて経過する時間を書きたかった。少し救いも欲しかったんだよね」
 
 
 
 
11.辻褄 (6000 remix)
 
 
 
 
:「これは〜誰のremixだっけ」
 
:6000(ろくせん)だね」
 
:「ああそう読むのか。何て読むのかなーって」
 
:「俺はそう呼んでる。アメリカの人だよ。日本人だけど」
 
:「えっアメリカ!?」
 
:「最初聞いてね、あのラインだけのギターにやられたっていうのとドラムのビートがフュージョンっぽいよね。」
 
:「頼む時にシティポップっぽい感じでって頼んだかな。上手くできなかったからビート再構築してくださいって」
 
:「ゴツいビートは入ってないよね。それでギターがすごくいい。リズムとちょっとズレてたりするけどそれでいいんだよ。で、ギターが上手いよね 変にソロを入れないところがいい」
 
:「上手いよね。素人が聞いても上手いのがわかる。音色が良かったし」
 
:「ファンクも入ってるしやっぱりフュージョン…ポップなほうのハードロックとかそこら辺の感じがある」
 
:「ドラムがバンドやってる人の打ち込みだよね」
 
:「そう。ドラムのオカズが完全にバンドのそれなんだよ」
 
:「俺は絶対できないやつ。だから面白い」
 
:「今までのミニマルビートじゃないんだよね」
 
:「あれはバンドやってないと出ない発想だから、あれを聞いた時 一瞬なんだよ!?ってなったよね。びっくりした。ギターが生だっていうのもあって…たぶんみんな普通は歪ませたいんだよ。でも歪ませないところに男気を感じる」
 
:「サビの展開もね〜ここからテンション上がるのかな?って思ったら抑えめになってドゥッ、ドゥッドゥッドゥッ…ってさあ。こういうやり方があるんだって…やられたね」
 
:「そうそうオシャレなんですよ。でもなんか懐かしいのよ。昔のロックの感じとかそういう匂いがする。古臭いわけではなくてリバイバル的な、それがすごく良かった」
 
 
 
 
12. いい感じ (tamadrow remix)
 
 
 
:「これはね、10分くらいあっても良かった」
 
:「もっと長くて良かったと」
 
:「うん。あれね、短くなくて良かったと思うのよ これはアンビエントに近いなと思った。」
 
:「特に指定はしていなくて自由にやってくれと頼んだ。俺のラップは使わなくてもいいですとは言った」
 
:「たまちゃん( tamadrow )の作るのってビートデカくないんですよ。ビートっつかパーカッションもそうなんだけど、どっちかっていうとギターかシンセか。あとはバスドラがズンッて鳴ったりとかあんまりないでしょ?クラップが多いよね」
 
:「うんうん」
 
:「どっちかというと俺のほうがビート強いの作るんだよ。だからそこでもうちょっとベース太かったらダブっぽいよなとか思うんだけど、最終的にさ 歌詞の一部の「ダメで〜」ってところをサンプリングしていて、しかもそこを上にあげてないんだよ 下げてやってるからそこがchill waveとかvapor waveの手法に似ていてこれは逆に短いとどうだ…?ってさ」
 
:「たしかにこの感じだと長くても全然聞けるよなあ」
 
:「うん。余韻としては5分あっても良かったって感じはする。食後のデザートっぽいもんね」
 
:「あと歌詞の切り取り方が面白いよね」
 
:「うん。そして唯一聞きたいのは何ミックスだったんだっていう。ダブにしたかったのか、vaporにしたかったのか、それとも自分のremixをしたらそうなったのか…でもやっぱりシンセの使い方はあの人だなあ…ホワ〜ンとしたパッドとかね。シンセリード使わないところとかシンセベースもあんまり太いの作らないでしょ」
 
:「そうだねえ」
 
:「あの人は90年代方面が好きだし、あとエレクトロニカが好きだしね。」
 
:「最後の方、空間行き来する細かいシンセとか、っぽいなあって…」
 
:「そうそう」
 
:「あと単純にね、シロシビンズとtamadrowをくっつけたかったてのもあるのよ」
 
:「あ、そうなの?」
 
:「実はね 笑」
 
 

f:id:kikuchisk:20171218010630p:plain

トイレを我慢しているヱスケー

 
 
 
最後に−
 
:「でね、すべての楽曲を聴いて感想とか解説を入れていきましたが…なんでインタビューをしようって言ったかって話なんだけど、やっぱり面白かったからインタビューするわけであって、聞いて欲しいからなんだよね」
 
:「うんうん」
 
:「形にして こうやってネットで発信するのは聞いて欲しいからだし、だから解説するし、解説してもらいたいし、自分はこう思ったけど他の人はどうなのかな?ってところもあるし そこだね。」
 
:「そうだねえ」
 
:「で、リリース形態はどうなるの?今回はフリーではないんだよね?」
 
:「今回はiTunesApple MUSICだね。」
 
:「つまりカッチリとした作品でちゃんとお金取れますよっていうさ、なんていうか考えて作ってるからちゃんと聞いて欲しいよね。そこは」
 
:「ちなみにiTunesで12曲450円です」
 
:「この価格で渋る奴とか死ねばいいってぐらい安い」
 
:  笑「安く売るのがダサいって人もいるかもしれないけど逆にこの値段でこのくらいのクォリティは出せますっていう提示でもある。」(なぜか強気)
 
:「値段設定聞いてね、なるほど偉いなあと思ったんだけど、俺さ一回アルバムをiTunesで出した時に一曲100円の12曲入りで1200円にしたの。それでも周りに安すぎるって言われたの 自分でもこれだったら自分で買う価値あると思ったんだけど売れなかったんだよ。でもあの、450円であのボリュームでしょ?で35分だから…買う価値ありですよね。本当に」
 
:  笑「安いのってかっこいいなって思って、外人がめちゃくちゃクオリティ高いビートを1ドルとかで売ってるのもあるし、身近なところでdizが200円でミニアルバム売ってるのもあって、そもそもこの人たちがこの値段で売ってるのに俺が1000円オーバーで出すなんて変な話ですよ」
 
:「値段相応なことやれよって話でしょ。その服お前に合ってないよってさ。ていうかヱスケーの作品今まで聞いてきて450円で買わないのって嘘なんじゃないのって思う。」
 
:「俺はね、努力の凝縮は450円になっているって思うね」
 
「それかっこいいね」
 
 
 
 
ヱスケー『気持ちをちぎって捨てたくなる』

f:id:kikuchisk:20171218010603p:plain  f:id:kikuchisk:20171217210632p:plain

「聴き手の心に鋭く刺さる慎ましい人間の主張、日常、感情。」 by LARGE IRON
 
 
2018.01.07
リリース 
 
iTunes & Apple MUSIC
▷アルバム価格
12曲 / 36分/¥450
 
 
---それに合わせて
アルバムをより楽しむ為の補完データをフリーDLで出したのでこちらも是非。
アルバムを聞く前の体験版としても使えるかと…
[収録内容]
・『気持ちをちぎって捨てたくなる』歌詞
・『気持ちをちぎって捨てたくなる』レビュー
・『気持ちをちぎって捨てたくなる』印刷用ジャケットデータ
・帰り道 (作詞 : MC松島ver.)mp3
・いい感じ feat. mukuchi (inst)mp3
・参加者名簿
・アートワーク
 
 
 
 
 
 
書き起こした文字を見て自身の口の悪さに気付くシロシビンズ
 
 
 
 
 
 
-聞いた人-
シロシビンズ
北海道の音楽家、タブラ奏者。
2010年にバンドとして活動開始。現在はバンド名「シロシビンズ」を個人名にしイラストや漫画、デザインまでその全てを独自のセンスで制作。様々なジャンルに精通し唯一無二の作品を作り続けている。ヱスケーとは大学時代にtamadrowを通じて知り合い 以来度々活動を共にする。今回の対談で一年ぶりに再会した
 
 
 
-聞かれた人-
ヱスケー
2010年に地元の友人mgmとK.H.BROTHERSを結成。現在はdiz、メガネが加入し4人での活動に
今年MC松島主宰の音楽レーベル トウキョウトガリネズミに加入。今回個人名義では初となる公式リリースとなるアルバム『気持ちをちぎって捨てたくなる』を制作した。チープなサウンドとノイズが好き 喋るのが苦手
 
 
 
 
 

インターネットで出会った友達とCDを出すことになった

自分でも何を言っているのかよくわからないので一旦整理を

 

今週ミニアルバムが2つ世に出ます。

 

2つとも全曲音を作っています。

 

先に商品情報を纏めてその後に制作時の話など補足を書くので暇つぶしにでも。

実際は最初の情報だけで問題なしです

 

 

2017年6月21日 CD全国流通

diz & ヱスケー 『郊外ブルー』

diz/郊外ブルー - TOWER RECORDS ONLINE

Amazon.co.jp : diz × ヱスケー : 郊外ブルー  

WENOD RECORDS : diz x ヱスケー - 郊外ブルー [CD] TOGARI NEZUMI (2017)

 

01.自己対峙フリースタイル

02.カゲロウ

03.郊外ブルー

04.親父と夢

05.もし

 

笑顔がかわいいね  撮影 : cola_drunk


 

 

 

 

 

 

2017年6月23日 iTunesにてリリース

MC松島 & ヱスケー 『おばけカンパニー』

 

iTunes ¥1200予約で→¥750

おばけカンパニー

おばけカンパニー

  • MC松島 & ヱスケー
  • ヒップホップ/ラップ

 

Tシャツ+CD-R ¥3000(売り切れたっぽい)

 

01.ナニうぇい?

02.おばけカンパニー

03.おばけとデート

04.skit

05.つかれた

06.4989

07.デジタル民族

 

女子二人をぶち抜く松島さんの可愛さよ  撮影 : OTFJ



 

 

 

 

 

f:id:kikuchisk:20170615131151j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 ここからはダラダラと書いていくので適当に読み飛ばしてください。

 

まずdizと作った『郊外ブルー』

 

制作したのは1年〜1年半前くらい。

dizが既存のビートで5曲録って、それをREMIXする形で作った。

実質REMIXアルバム?だと思う

ほとんど原曲を公開してないからわからんだろうけども

 

去年の5月にしれっと原曲を公開してたりする

 

原曲が深夜なら、CD版は昼間。

えっ コレ大丈夫?というくらいの質感にしたかった。(単純に捻くれで)

カゲロウには爪楊枝の箱を振った音とか入れてるし

 

郊外ブルーを制作する少し前、dizとは僕が死ぬ前にという曲を作っていて、

これも録音した曲のビートを差し替えるという同じ手法で作ったのでその曲のテンションに寄っていたように思う。 

 

 

dizという人は価値観や思考を常に更新していく人なので、このEPと今とではもう変わっていると思う「曲は世に出した時点でもう自分の手を離れてる」とか言ってたしもう次に向かっているのでしょう。

 

dizが決めた曲順は

 

01.自己対峙フリースタイル

02.カゲロウ

03.郊外ブルー

04.親父と夢

05.もし

 

となっていますが俺は

 

01.郊外ブルー

02.カゲロウ

03.親父と夢

04.自己対峙フリースタイル

05.もし

 

 で考えていたのでこちらも試していただきたい。聞こえ方が変わるかも

 

歌いたい曲があったら好きに乗せていいよーと言われていたので一曲くらいはラップしようと思って、最初『親父と夢』に乗ろうと思ってたんだけど、

全く浮かばず『自己対峙フリースタイル』にラップを乗せました

 

というかこの曲、俺がデータもらった時は『自己対峙』というタイトルで

後から『自己対峙フリースタイル』に変わっていて、「これフリースタイルなのかよ!!!!」と思った 俺はがっつり書いてるんだけど…。

 

やっぱりdizさんなんだよなあ 

 

dizとは(メガネも)Twitterで出会って自然と仲良くなってもう5~6年の付き合い

北海道と愛知っていう距離なんだけど年に数回は会ったり、曲作ったりしているうちにChuck Dに紹介されたりライブしたりレーベルに入ったりメガネがアルバム出したり、色々あった。

 

この人たちに会うまでは「ネットの人には会っちゃいけない!こわい!」って思ってたんだけど、信頼できる人はネットでもリアルでも関係ないっていうか、ネットも現実だし。変な奴もいい奴もいて当然なんだよね

 

 

郊外ブルーは全体通して印象に残るフレーズが多かった。一番気に入ったのは

 

金持ち、貧乏、世界は出来レース。だけど知っている俺ならできる。 」(#4 親父と夢)

 

黙って頷いた。

 

郊外ブルーと同時発売で
diz × Franz Snake - スペースカウボーイによろしく もリリース。 こちらも是非。

togarinezumi.theshop.jp

diz/スペースカウボーイによろしく - TOWER RECORDS ONLINE

WENOD RECORDS : diz x Franz Snake - スペースカウボーイによろしく [CD] TOGARI NEZUMI (2017)

 

少し前に岡崎体育氏が制作環境を晒していて、学習机にノートPCとスピーカーが置いてあるだけで衝撃だったんだけど、Franz Snakeさんが床にPC直置きしているだけの写真を載せて「コレで充分」みたいなこと言ってたのも怖かった。

達人の域に達すると何もいらないのか。

 

 

次行きます。松島さんと作った『おばけカンパニー』

 

 

今年の一月下旬に話を貰っていて

(レーベルに誘われる前)

その二日後にビート送って、すぐにPV撮影したっぽいです。

 

ストックある?って聞かれてちょうどミックステープ作ろうと思ってビート作ってたからそういうタイミングってあるんだなあと思った。

この人のスピードに付いていけるのかという不安もあったけどその辺は問題なかった。

元々自分用に作ってたんだけど扱いにくいのばっかりでどうしようと思っていたところに話が来たので「松島さんに投げちゃえ!」って思って送りつけました。

UMB2011の札幌予選で松島さんを知って「面白い人いるんだなー」とボケーっと眺めていた頃には信じられないことです

 

01.ナニうぇい?、03.おばけとデート、04.skit、06.4989、は割と最近作った奴。

 

02.おばけカンパニー、05.つかれた は少し前(ここ1~2年の間?)

『おばけカンパニー』のビートは工場のプレス機の音をループにして音を重ねて作ったからある意味おばけ"カンパニー"というタイトルは合っているのかも

 

07.デジタル民族 はビート足りないと思って1日で作りました。

ちなみに自分の曲をサンプリングした。これコレの掛け合わせ

 

今回はボーカルデータを聞いてから編集しようと思って真っさらな1ループを適当な長さで送って、展開とかは松島さんのラップに合わせて作った。

(PMX氏がそういう風に作ってるとmgmから聞いたので真似した)

どんなのが来るか見当もつかなかったし、

俺が指定する感じだとつまらなくなりそうだなっていうのもあった。

 

松島さんが「曲名おばけカンパニーでいいですか?」と聞いてきたので笑いながら了解した。Twitter見てみたら「おやつカンパニーってマジでヤバい!」みたいなこと書いてて更に笑った

 

 

送られてきた曲を聞いて「おーシャウトされてる〜〜」と少し感動しつつ

(こういうことがあったので)

 

 

 とりあえず笑った。一曲につき数回は笑う

 

どうやって考えてんだこの人。

笑っていると思ったら気付けば感動してしまったり、感情が忙しい。

 

やっぱり松島さんなんだよなあ

 

で、PVの曲だけ先に作ってOK出たので大体編集の雰囲気はつかめてあとは一気に。

松島さんの方でマスターとか通すのかなーって思っていたら、俺がミックスしたものをそのまま出すって話だった。

 

俺に頼んだ時点でそこまで音質は重視していないだろうとは思ったんだけど、イマイチ満足行かなかったのでマスタリングを頼むことに。

 

このアルバムの音の鳴りが好きだったのでTokyo Lovedolls6000氏に頼みました

 

軽いやりとりだけでサクッとやってくれて助かりました。ありがとう。

音質も褒めてもらったけど8割くらい6000氏のおかげだと思う(申し訳)

6000氏はアメリカ在住なので『おばけカンパニー』はアメリカ経由で完成したことになります。かっこいいね。

 

PVになる曲は7曲目のデジタル民族なんじゃないかなあと予想していたんだけど、見事に外れた。とにかく編集するのが楽しかった。自由にやらせてもらえたのも嬉しかったし

自分のミックステープに全曲松島さんがfeat.してるイメージ。

コーラスもガンガン入れたし、原液みたいなものが出まくってると思う

 

編集していて楽しかったのが01.ナニうぇい?

 

終わり方を特に意識したのが06.4989

 

地味に大変だったのが05.つかれた(俺がひたすらラップで相槌を打っている)

ちなみに『つかれた』の松島さんの後半の歌詞の耳コピ(たぶん)

 

"あばばばばば ビッ あばっ サンドル
ぎぎぎじじっ がばばびぃ
ばばばば ばーばばビビビビビビビビ
バババババ あば いびびびじざか
じじじじあが ジャガジャガジャッ
じゃがじゃが ジャガビー
じゃがじゃがじゃ赤坂サカサカ市議シギサガ
赤坂シギシギシギシギ サカサカだか馬鹿だか
酒場かサカサカサカ〜"

 

どういうことなのかは各自確認してくれ。もう俺もよくわからん

 

 

特に好きなのは03.おばけとデート、07.デジタル民族。

おばけカンパニーは未だに聞くとなんか笑ってしまう。そんな感じ

アルバム通して最後まで聞いてほしい。今なら750円だし

どうでもいいけど6/23っていうリリース日、友達の誕生日…

 

 

 

今思い出したから文脈関係なく書くけど、札幌でやったバトルで松島さんが「下の人間にキツいノルマを背負わせるのがお前のヒップホップなのか?」みたいなこと言っていて付いて行こうと思った。

 

 

 

そういえばもつ酢飯との再生数バトルやってたみたいだけどボロ負けじゃん笑

でもどっちにしてもワッショイサンバさんの勝ちでしょこれ。㋽

 

 

 

 

 

とおまわり(再) feat.木戸朋生 リリース

二年前くらいにここせまみと作った『とおまわり』を再リリースしました。

 

ここから落とせます。フリーDL ☞☞☞ toomawari_re

 

木戸朋生先生のイラストが素敵です。

f:id:kikuchisk:20170402042924p:plain

 

最近Bandcampに音源を上げ直していて、とおまわりのジャケット今一だなあ…。

と思ってプロの人にお願いしました。プロっていいですね。

 

 

 

 

それと、

MC松島という人が主宰するトウキョウトガリネズミに加入しました。

 

ストロングゼロ片手に爆笑

ヱスケー | TOKYO TOGARI NEZUMI

f:id:kikuchisk:20170402044952j:plainf:id:kikuchisk:20170402045011j:plain

 

30歳までにどこにも拾われなかったらやめようと思ってたけどギリギリ間に合った

 

レーベルに所属すると何が違うのか考えたけど一番は説得力だと思う。

30歳過ぎて「ラップやってます」って言うと下手すると引かれるけど

「レーベルに所属してる」が付け加えられた途端、すごい!と言わせる何かがある。

 

基本は人に理解されない行為だと思っているし、

『人に認められてちゃんとしてる』っていうのは大事だと思う。

人の目なんか気にしねぇって言うのもいいけど

自分の親や彼女やその親はなんて言ってるの?って思う(彼女いません)

まあ人と関わるときに肩書きがあるかどうかは大きいのかなと思う。

俺みたいな卑屈な奴は特に。

 

あんまり卑屈になってると頭の中のAmaterasさんに説教される

(フリースタイルダンジョンかっこよかったです)

 

 

f:id:kikuchisk:20170402055107j:plain

f:id:kikuchisk:20170402055119j:plain

このラインで俺の言動ほぼ論破される。こういうマインドかっこいいよね

 

 

 

最後

 

Tokyo Lovedollsの『ZUNK』に一曲参加。800円

 

アメリカ育ち、アメリカ嫌いの二人組ユニット。

なんのジャンルだとかそういう括りが通用しない

ネットで知り合って何年も経つけど、値段をつけて売るところまで来て嬉しい。

高いと思うか安いと思うかは人次第だけど俺はいいと思う。

ここせまみも参加してる。うわ〜音楽だ〜  ㋽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界一簡単な弾き語り曲『車内恋愛』

もう三年前の曲。

 

最近この曲を弾いてくれた人が居て

「これはコード公開したら弾いてくれる人いるのでは?」と思い指板図(この言葉今知った)を作った次第です。世界一簡単だから誰でも弾けるぞ!

 

f:id:kikuchisk:20160827212140p:plain

君の長い髪がそっと / 僕の肩に触れる / 身動きすらとれないよ / この時が終わって / しまう / から 


君細い指に光る / シルーバーのリングが / 他の誰かと繋いでる /それが何故か僕を / 安心 / させる 


君の長い髪が揺れる / このレールの先には / 永久に似た別れが待っていても /揺れていたいんです

 

この6つのループ

ギター触ったことある人ならなんとなく音聞いただけで弾ける感じですよね。

ビートルズのhelp!を意識したようなしてないようなそんなノリでした。

楽器弾けないし抑えたコードの名前もわからないんだけど、

それでも曲って出来るしなんとかなるっぽい。

 できる範囲のことをうまく見せられればこの先なんとかなるんじゃないかって思う(なんに関しても)

 

ちなみに俺は弾きながら歌えない。

 

懐かしいっすね>>無料配信ミックステープ1月号(2013) | すばらしくてNICE CHOICE

freedl>>

http://firestorage.jp/download/460e60c7cb1a01752637e34cf40afb3bc7de242e2af486

 

 

 

 

 

あと最近フリーDLのアルバム作りまして

コレ(wasuretai_freedl)に関しても気が向けば書きます…。 ㋽

メガネのアルバム

メガネのアルバム『手さぐり』にビートとラップで参加しました。3曲も参加したの俺だけっぽい 

 

購入

メガネの「手さぐり」を iTunes で

手さぐり | Terminal Explosion

Amazon.co.jp: メガネ : 手さぐり - ミュージック

WENOD RECORDS : メガネ - 手さぐり [CD] TERMINAL EXPLOSION (2016)

手さぐり/メガネ 本・コミックからDVD・CD・ゲームまで通販なら【TSUTAYAオンラインショッピング】

楽天ブックス: 手さぐり - メガネ - 4526180371809 : CD

【特典アリ】メガネ - 手さぐり [CD] | Tokyo Togari Nezumi

メガネ/手さぐり - TOWER RECORDS ONLINE

メガネ / 手さぐり / ★"おメガネラジオ〜特別編 with diz〜" CDR特典付! | diskunion.net HIPHOP / 日本語RAP ONLINE SHOP

手さぐり : メガネ | ローチケHMV - TEXTCD-16

手さぐり | メガネ | ORICON STYLE

メガネ/手さぐり 【CD】 | ラップ/ヒップホップ  | 4526180371809 | ハピネット・オンライン

 

取り扱い店舗の多さに引きます。これが全国か…

 

今遡ってDMとか見てると去年の6月頭くらいから動き出してた。

とりあえずビート1曲、ラップ1曲の予定だったんだけど

ちょうどアルバムを作り始めたくらいのタイミングで俺が1~2年前にメガネに送ってたビートで「良いのができた」ってデータが送られてきて、それが思ってた以上に良かったんでついでにそれも再編集して提出しました。

 

これ。


メガネ - 向こう側 (pro. ヱスケー)

自分のビートだからってわけじゃなくて今までのメガネのラップで一番の出来だと思う

言葉の置き方と発声が素晴らしくて、言葉の選び方も無理なくいつもと少し違うなと思わせてくれた。(そもそもメガネは作詞のほとんどをdizに任せてた)この曲か怒りのレタスチャーハン(remixの方が好き)がラップだけで見ると抜けてる感じ

 

裏かなへびコンピこれの7曲目がメガネの初ラップ。そういやこれも俺のビート

俺の曲も入ってて恥ずかしいんだけどこの頃からだいぶ変わったな

 

『向こう側』はドラクエ6の世界観を歌ったらしいんだけど正直それは聴いてもよくわからない。

ただ、ドラクエ6は俺が一番やり込んだゲームなんだけど、自分のよく知っているものがこの人にはこういう風に見えてるんだっていう共通のものを通してその人を知るっていう体験が新鮮だった。 自分が噛んだ曲が松島さんのYouTubeチャンネルから出てるの変な感じだ。

 

あしたの予定 (pro.ヱスケー)

あしたの予定 (pro.ヱスケー)-sample- | Terminal Explosion

 

このビートは他の参加者を見てこういうのあった方が良いだろうなというか良心的なビートを提供しようと思って作ったやつ。まあいつも通りなんだけど。

ノイズの波のループはいい感じでグルーヴした気がする

 

 この曲の内容って前にdizと作ったこの曲とまんま同じなんだよね。

本人は無意識らしくてちょっと面白かった

メガネとdizって本当に近いところで生きてるから、こう、思考も似てんのかなって思ったけど、dizが『死んでも頑張らない』で「行けたら行くとか絶対に言わない。だるいときっぱり言って寝たりする」と言ってるのに対してメガネは『行けたら行く』って曲があったりして楽しい。性格が出てる

 

夜に溶ける feat.ヱスケー,diz (pro.食品まつり a.k.a foodman)

夜に溶ける feat.ヱスケー,diz (pro.食品まつり a.k.a foodman)-sample- | Terminal Explosion

 

ラップの客演曲がなかなか決まらなかった。

ビートをズラーーッと提示されてどれがいいか聞かれたんだけど

どれを聞いても「俺このビートで出来んのか…?」という思いで溢れまして…instから聞いてる身としては出来たアルバム聞くと「ああ、メガネすげーわ…」ってなる(よくがんばった)

 

メガネからは当初『ご飯もりもり』のビートでやろうって言われたんだけどあまりにも浮かばなくて別のやつにしてもいいすか…って変えてもらう。っていうやりとりが何回かあって食品まつり氏のビートに落ち着きました。

最初はdizも俺も別の曲で参加する予定だったんだけど結果的に三人でやって纏まった

サビは歌うって決めてたから無理やり音程をつけた。ラップはメガネの内容聞いてから広げてって感じ

 

『君の言う誰かは僕じゃない。触れられない距離で体温(ねつ)を感じて』

って部分は誰かが「◯◯したいんだけど誰かやりませんかー」みたいな問いかけをした時はもうその人の頭の中で決まった人がいて、あたかも相手がそれを理解している感じで公然と募集して微妙な人が来ちゃった時の気持ち。その誰かになれないのはわかってるから声をかけられない。そういうやつ

あとサビの歌詞は俺の部屋は枕のすぐ上に換気口があるって言ってるだけ。

dizが締めてくれてるんだけどよくわからない部分もあってへ〜すごいなあで済ませた

 

実はREMIXも作ってて割と気に入ってる

裏・手さぐり | Terminal Explosion

このビートは自分用に浮かんだコードを打ったら思ったのと違うな…ってなってボツになってたんだけど、REMIXの話が来てなんとなくアカペラ被せてみたら意外とハマっててそのまま仕上げた。原曲の展開が変則的で合わせるのムズーだったんですがなるべく自然に聞こえるようにしてみた。こんなんもいいんじゃないすかね。

 

 

 

f:id:kikuchisk:20160516183539j:plain

 このメガネのアルバム『手さぐり』のジャケット、俺の地元の友達が描いてるんだけど(昔俺とそいつでシロクロっていうユニットを組んでラップしてた)ネット経由の友達と地元の友達が一緒に仕事してるっていうのが感慨深くて、ネットと地元って別の世界なんだろうってどっかで思ってる部分があったから「ああこの世界って繋がってるんだ」って思った。当たり前なんだけどね

 

 

しまいにはTSUTAYAレンタルで1500枚出回る始末

手さぐり/メガネ レンタルCD - TSUTAYA 店舗情報 - レンタル・販売 在庫検索

f:id:kikuchisk:20160516231641p:plain

おいおい普通に地元に置いてるじゃねえか

f:id:kikuchisk:20160516231658p:plain

 

これで俺も関連アーティスト

f:id:kikuchisk:20160515234126j:plain

 

もはやウケるとかそういうレベルじゃなくなってきた。

 

①音楽誌にレビューが載った

 CDジャーナル〜2016年05月号 - 株式会社音楽出版社 商品案内(一般向け)

メガネ / 手さぐり - CDJournal

f:id:kikuchisk:20160515234723j:plain

 

②錚々たるメンツの中でレビューされるメガネのアルバム

Mikiki | IO、SKY-HI、ぼくりり、Creepy Nutsにスチャダラパーまで、多様な広がり見せる2016年の日本語ラップを楽しもう!(2/2) | DISC GUIDE | JAPAN

 

ゴツゴツとしたビートに、食べ物のことや日頃抱いているもやもやした感情を浮かべていて、何だか友達の話を聞いてるような気分に。

 

この、“友達の話を聞いてる気分に”っていうのが一緒に曲作ったりする前にK.H.BROTHERSのアルバムを聞いたdizの反応に似ていて、その時彼は「聞いたら友達になったような気分になる」って言ってくれたんだけど、それ以上の褒め言葉はないと思った。(聞いたことないタイプの音楽とも言っていた)

メガネの曲を聞いて同じような感想が生まれるのは個人的にかなり嬉しくて、やってきたことが繋がっているのを実感できた。

 

ele-kingでカリスマドットコムと比較される

メガネ - 手さぐり / Charisma.com - 愛泥C | カリズマ・ドットコム、食品まつり、Gnyonpix | ele-king

 

④インターネットリリースパーティー

仮想クラブ『パイッパイーン』でのリリースパーティー。AX氏は本当に面白いこと考えますよね(パイッパイーンってクラブのことだったのか)

 

俺は一番手で尊敬するシロシビンズ(シロくんさん (@shiroshibins) | Twitter)と出演しました。最初にニクラジでメール読んでくれた時の徳利さんの声から始まります。

mgm,diz,メガネとシャウト的な感じで声ネタ使ったりしました。もっと発狂したかった

俺みたいな人前大嫌いな人間も平等に参加できるからいいよね

人前というか人がいる空間も無理で最近外に出ないし。まあそんなんどうでもいいか。

 

 

かいぶつ(intro)→いっぱい食べる君が好き(カバー)→3%逆行(KHBボツverカバー)→即興→僕はまたこんなことを言う向こう側(カバー)

 

3%のintroでmgmの声ネタ

逆行はdizがボツにした歌詞が好きだったので勝手に歌った

即興パート「◯◯で!」って言い過ぎ問題発生してる。そんなん言ったことないのに

打ち込みのタブラは本番では消す予定だったけどシロシビンズの提案で残した。残してよかったかも

ライブの最後にうっすらメガネの声が聞こえる

全体的にバイブスだった…

 

メガネが今日生放送みたいなこと(ツイキャスでネットリリパを流す)をしてたんだけど放置して銭湯行っちゃうとことかインターネットだなーって笑った

そのまま放置して終わるし、大丈夫か!?ってくらい適当なのがいいな

 

最後に

 

 

メガネのリリースライブ

2016年5月29日(日)

 #PrivateSurfer -side C-@渋谷BAR SHIFTY 

17:00~  ¥2000

#PrivateSurfer

主催のmaezono氏 maezono age 28 (@maezono) | Twitter

f:id:kikuchisk:20160516001614j:plain

 東京でライブするらしいんでお近くの人は是非見に行ってください

昔密かにライブやったの見たことあるんだけど、客席に対して真横向いてラップしてて面白かったので今回も面白いと思います。 

Twitterで #PrivateSurfer のタグを検索してみるといいかもしれないですね。 

それではまた。最近は寝る準備が怠いので寝る準備屋さんを雇いたい ㋽

 

 

広告を非表示にする

ヱスケー2015年活動報告

芸能人でもなんでもないのにブログを書いてしまうことへの気恥ずかしさと罪悪感を抱えながら頭の悪い文章を書いていきます。

 

去年から今年にかけて社会生活が忙しかったのでインターネットもそろそろ潮時だな〜

と思ってたんですけど、そういう環境の変化を言い訳に何かを辞めたり諦めたりするのはダサいなって思ったので自分の時間が作れる仕事に転職しました。

 

で、活動なんですけどまずは

 

1月 友達とダラダラした。

soundcloud.com

 

僕はK.H.BROTHERS( K.H.BROTHERS (@_KHBROTHERS_) | Twitter )という集団を2010年に作りました。年末年始はそのメンバー達とダラダラするのが定番になってます。

こういうのをそのまま出してしまうのが原点なのでその辺は変わらず…って感じです。

 

 

 

 

2月 自分のビートで人が揺れているのを見た

soundcloud.com

自分のビートがクラブでかかることなんて一生ないと思ってたんですけど、あっさりと夢が叶った。そして自分のビートでかっこいいライブをする人がいて、あんなに多くの人が揺れているのを初めて見た。

 

僕は正直ライブって何か意味あるのかなって思ってたんですけど、インターネットの人がライブをする意味をとても感じました。

 

ライブが終わった後俺に声かけてくれる人も結構いて、

ゴルジェの人に「7インチ切れば?」とか言われたりもしました(後の7インチナンパ)

 

 

 

 

3月 お蔵入りを引っ張り出した

『かんたんなはなし』

かんたんなはなし beat by Gerald Walker | K.H.BROTHERS

 

ここから先重くなるとウザいんでリンクだけ貼っていきます。

僕は曲を作り始めた時から「どれだけダサくても全部自分でやる」っていうのを信条にしていて、基本的にビートジャックとか嫌いなんですけどまあたまにはいいか〜って感じで。K.H.BROTHERSの雰囲気とはちょっと違うんで出してなかったんですけど聞き直すと出来は悪くなかったなという感じです。

メガネのお気に入りらしい

 

 

 

 

4月 『僕はまたこんなことを言う』を作った 『ブーストコンピ4』に参加した

『僕はまたこんなことを言う』

僕はまたこんなことを言う / ヱスケー by kikuchisk | Free Listening on SoundCloud

ZIP bokuwamata_EP

 

dezaoくん( dezao(デザオ) (@dezao1996) | Twitter )の「期待しているラッパー」に僕が選出されていて他のメンツを見ると、ここに俺並べないでよ…って感じだったんですけど、こういうこと言ってくれる人が一人でもいるならこの人の為に作るかと思って作りました。

 

内容は「僕はこういう人間です」という名刺みたいなもの

僕はまたこんなことを言うってタイトルは「またネットでくだらないこと言ってます」みたいな感じですね。

 

あと僕が勝手に師匠だと思ってるシロシビンズ( シロシビンズ@タブラ奏者・タブラ漫画家 (@shiroshibins) | Twitter )にも参加してもらいました。タブラを叩いてもらう為のビートですね。

 

この時からZIPファイルに手書きで解説入れるようになりました。

今年のやつは全部入ってると思います。いらんかもしれんけど

 

 

そして『ブーストコンピ4』

onaraboo.jugem.jp

DL(macvol4_for_mac1

DL(win) vol4_for_win1

 

僕は22曲目(すごい)の『カレーの匂い / diz』のビート作りました。

見ててくれってタイトルでデータ送った気がします。

dizにビート聞くと楽しんでやってるっていうのがわかるって言われた

僕のビートで作ったハナシタイコト(https://vimeo.com/87355243)、かいぶつ(https://www.youtube.com/watch?v=zgyDPtmX2bs)、カレーの匂い、の三部作で

「もうこういうの(エモさの押し売り)はやめようね」ってdizと話しました

(たまに作りそうだけど)

 

毎回すごいメンツが集結しているおならBOOさん( おならBOO( ILLDEFRESH )(@onaraboo2)さん | Twitter )のコンピに参加することができて嬉しかった。最初のブーストコンピが作られたとき自分がここに呼ばれることはないだろうなと思いました。こんな企画に自分が噛めるわけがないと。それが2,3と続いてようやく4で参加することができた。

「ビートはヱスケーを指定しようと思っていた」と言っていただいて、ようやくここまでこれたんだなという思いで溢れた。続けてみるもんですね

 

 

あと4月はこんなのも作ってました。

CMとヱスケー by kikuchisk | Free Listening on SoundCloud

曲作る練習

 

 

 

 



 

5月 『#それがKHB『CHIME』を作った

『#それがKHB

#それがKHB | K.H.BROTHERS

とりあえず原点回帰しようぜって話になってそういうのを作りました。

KHBはmgm ( MGMB (@ishikari_khb) | Twitter )と二人で始めて、今は家庭が忙しくてあまり参加できなくなってしまったけどKHBの象徴的存在で、彼がいないと完全なKHBとは言えないんですよね。

お前時間ないんだからHOOKだけやれって言って即興で歌わせました

去年作った『何か忘れてる』も気に入っていたので再編集して入れてみました。

cola_drunk (cola_drunk (@cola_drunk) | Twitter ) のREMIXと対比させる形で作った。

コーラ君の方からREMIXやらせてくれという話が来たので、じゃあなんか一緒にまとめて出したいね〜って感じで

 

 

そして『CHIME』

 

f:id:kikuchisk:20151223042903j:plain

CHIME / タマダマサシとヱスケー by kikuchisk | Free Listening on SoundCloud

ZIP chime_ep

 

とりあえず見た目だろ。

というわけでアートワークを前から気になっていたカワシマナオトさん( カワシマナオト (@naotokawashima) | Twitter )にお願いしました。

カワシマナオトさんの描く絵がツボ過ぎてみるとドキドキします。

http://naotokawashima.tumblr.com

 

僕は曲を探す時アートワークを見て大体どんな曲か想像してから聞いていて、そこに好きな曲、好きなジャンルに共通するものがあって面白いなあと思っていて

じゃあ自分の曲ならどういうアートワークか。

自分が手に取りたいのはどういうものなのかって考えていくともう自分でできるレベルではなかったのでプロの人に頼みました。

 

ビート全てタマダマサシ師匠( tamadrow(@tamadrow)さん | Twitter )

タマダマサシの音の鳴りと組み方は自分にはできないです。この人はすごい

この4曲は特に映画のようなビートで、それに合わせて物語にしようと思ったんだけど全然書けなくて全編カットアップ手法でよくわからない物語を構成していきました。

 

PVもタマダマサシに頼んだんだけどこれがまた良い〜

vimeo.com

タマダ師匠は大学のゼミが同じだったんだけどその時はここまで関わることになるとは思ってなかった。彼のおかげでシロシビンズとも出会えたし。最近手芸で猫作ってるし最高。

 

2013年にはこういうのもやってました

kikuchisk.bandcamp.com

 

このツイートが嬉しかった。

 

 

 

 

6月 『とおまわり』を作った 『チャックDのラジオで曲がかかった』

『とおまわり』

とおまわり feat. ここせまみ / ヱスケー by kikuchisk | Free Listening on SoundCloud

ZIP toomawari_s

 

ここせまみ( まみしい↑(@mamickk)さん | Twitter )に関してはもう色んなところでたくさん書いたので書きませんが、単純にすごく好きです。

 

本当は裏方だけやりたいんですけどそれだけの技術もなく人と関わるのもめんどいと思ってしまうんだけどこういうのはたまにやりたい。

人をうまく活かしたいという思いがあってそれが少しずつ実現されてきている。

こういうのを狙ってやろうと思ってそれが割とうまく行ったので満足です。またここせまみ様と曲作りたいし次はもっといいものができると思ってるので!!(お願いします)

 

あと最近のここせまみさんCD出してました

2Dcolvics : ここせまみ「フォゲッチュー!」

f:id:kikuchisk:20151223051008j:plain

 

すごい。

 

あとクレジットで僕の名前も書いてくれたみたいでありがとうございますという気持ち(本当に)

 

  

そしてチャックD事件

 

この回の冒頭でメインパーソナリティのチャックDが

「ニュージャパニーズヒップホップ K.H.BROTHERS」と口にします。

そして78:00あたりでK.H.BROTHERSの『何か忘れてる』が紹介されてます。

www.rapstation.com

 解説 K.H.BROTHERS

 

この一件でKHBの間では今年の流行語がチャックDになるんじゃないかというくらい連呼しました。でもこの凄さがいまいち伝わってないっぽいのが面白いですね。

 前触れもなく突然だったので動揺が隠せませんでした。

その勢いでこんなものを作りました。 

 

『胸焼けするほどKHB

muneyakesuruhodokhb

 解説 K.H.BROTHERS

5年の活動をざっくり振り返るMIXのようなものです。

地味に未公開曲も入れたんですけど…何如せん長い。

もの好きな人とか死ぬほど暇な人とかはどうぞ。

 

僕もこのラジオに関して詳しいことはわからないんですけど、以前ジメサギ氏が紹介されたとか… 今聞いても笑っちゃうくらい興奮しますね。

KHBの面々にとってかなりの自信になったと思います。

 

 

 

 

7月 8月 社会生活を頑張った

 

 

 

 

9月 インタビューされた

 『cola_drunk interview vol.1 ヱスケー(K.H.BROTHERS)』

 PDFファイルでのDL形式。スマホでも見れます。

http://firestorage.jp/download/81fcb3109e07b70dc0e6446be66ace75c83f7076

解説 2015年10月 - cola_drunk blog

 

普通に生きててインタビューされるっていうことがあるんだろうか。

自分がインタビューされる日が来るとは思わなかった。

cola_drunk氏と7時間くらい喋ってたんですけどそれを丁寧にまとめてくれて…

この人は本当に仕事が丁寧なんですよね。安心して任せられる

あとはインタビューを読んでくれとしか 

 

 

 

 

10月 『歌わせていただく気持ち』を作った

『歌わせていただく気持ち』

歌わせていただく気持ち | ヱスケー

ZIP utawaseteitadaku

 

カバーアルバムです。

今年一年通してカバーを少しずつ作っていて一度まとめてみようと

 フリーでカバーアルバム作った人他にいないだろうと思ってとりあえずやっておきました。尺はこのくらいなら聴けるなって長さで切ってます。

あと中学生の時にやったライブのVHSがでてきたので音声抜いてみました

単純にラップに飽きてきた時期なのかもしれません。

まあラップに固執する必要もないしこういうのもいいんじゃないっていう、ね

 

バンドキャンプ版ではボーナストラックで『チャイニーズシンドローム feat.ヱスケー,シロシビンズ / タマダマサシ』の練習風景が付いてきます。

この曲は昔ライブで何回かやって音源化してないやつです。最後の方中国人力士の名前を羅列してて意味不明なのが良いですね。ああ懐かしい

 

 

 

 

11月 iTunesに曲出した REMIXアルバムに参加した

Tokyo Togari Sampler 001

『TSUKAHAR feat. 岩杉夏 / シーリングライツ』

https://itunes.apple.com/jp/album/tsukahara-feat.-yan-shan-xia/id1053903401?i=1053907625

諸事情で表記ないんですけどこの曲のビート作りました。

 今年はなんらかの正規リリースに噛むというのを一つの目標にしていたのでなんとか達成できてよかったです。シーリングライツは二人とも気の良い兄ちゃんという感じです

初めはばっくら軒どどんぱのラップが始まる度に爆笑していたんですが今は慣れました

こういうビートは多分もう作らないと思います。

赤谷君に「水星みたいなやつ作って!」と言われ作りましたがどうでしょうか…

最後のベースが変わるところはTOKIOのDR思い出しながら作ってました。

 

 

これも作ってます。

nurumayu.bandcamp.com 

 おしゃれな方々に紛れて汚い音楽を生成しました。捻くれの境地

「この中から好きなの使って」と言われた音源をなるべく多く使って混ぜました。

他にそういう作り方してる人いなくてよかったです

 

 

 

 

12月 『四畳半ディスコ』を再公開した 年間ベストに選ばれた

『四畳半ディスコ』

四畳半ディスコ feat. オオヤヨシツグ | ヱスケー

 DL 01 4johan Disco feat. OYA YOSHITSUGU

 

とにかくオオヤヨシツグ( オオヤヨシツグ(@oya_yoshitsugu)さん | Twitter )が良いので聞いてほしい。2013年に作って非公開にしてたんだけど久々に聞いたらなんか良かったので。

 

オオヤさんが「うるせぇSKって言っちゃったんですけど大丈夫ですか…?」と聞いてきて笑ったのが懐かしい。今はあまり曲作ってないみたいですけどオオヤヨシツグさんは曲がとにかく面白くて、起承転結がしっかりあって好きです。暗い話もクソな話も楽しく聴けてしまうんですよね

 

 

そして年間ベスト

 

YU-KAさんに『なにもしたくない』を選んでいただいた

soundcloud.com

 

dezaoくんに『僕はまたこんなことを言う feat. シロシビンズ』を選んでいただいた

soundcloud.com

 

colaくんに『僕はまたこんなことを言う』を選んでいただいた

soundcloud.com

 

僕は殆ど音楽聴かないんですけど、そういう人間が作った音楽が音楽聞きまくってる人に届くっていうのがたまらないですね。

試しに年間ベスト考えようとしたんですけど部屋を片付けるときにHAZUの野良犬を聞いていたというくらいしか思い出せないので本当になにも書けません。

 

今年は公私ともに充実した一年でした。少し出来すぎかもしれません。

来年は曲とか作らないで女の子のことだけ考えたいんですが、年明けに3つほどリリースに噛んでるのが出ると思うんで気になったら聞いてみてください〜

とりあえずそんな感じです

                                     ㋽