インターネットで出会った友達とCDを出すことになった
自分でも何を言っているのかよくわからないので一旦整理を
今週ミニアルバムが2つ世に出ます。
2つとも全曲音を作っています。
先に商品情報を纏めてその後に制作時の話など補足を書くので暇つぶしにでも。
実際は最初の情報だけで問題なしです
2017年6月21日 CD全国流通
diz & ヱスケー 『郊外ブルー』
diz/郊外ブルー - TOWER RECORDS ONLINE
Amazon.co.jp : diz × ヱスケー : 郊外ブルー
WENOD RECORDS : diz x ヱスケー - 郊外ブルー [CD] TOGARI NEZUMI (2017)
01.自己対峙フリースタイル
02.カゲロウ
03.郊外ブルー
04.親父と夢
05.もし
笑顔がかわいいね 撮影 : cola_drunk
2017年6月23日 iTunesにてリリース
MC松島 & ヱスケー 『おばけカンパニー』
iTunes ¥1200予約で→¥750
Tシャツ+CD-R ¥3000(売り切れたっぽい)
01.ナニうぇい?
02.おばけカンパニー
03.おばけとデート
04.skit
05.つかれた
06.4989
07.デジタル民族
女子二人をぶち抜く松島さんの可愛さよ 撮影 : OTFJ
ここからはダラダラと書いていくので適当に読み飛ばしてください。
まずdizと作った『郊外ブルー』
制作したのは1年〜1年半前くらい。
dizが既存のビートで5曲録って、それをREMIXする形で作った。
実質REMIXアルバム?だと思う
ほとんど原曲を公開してないからわからんだろうけども
去年の5月にしれっと原曲を公開してたりする
原曲が深夜なら、CD版は昼間。
えっ コレ大丈夫?というくらいの質感にしたかった。(単純に捻くれで)
カゲロウには爪楊枝の箱を振った音とか入れてるし
郊外ブルーを制作する少し前、dizとは僕が死ぬ前にという曲を作っていて、
これも録音した曲のビートを差し替えるという同じ手法で作ったのでその曲のテンションに寄っていたように思う。
dizという人は価値観や思考を常に更新していく人なので、このEPと今とではもう変わっていると思う「曲は世に出した時点でもう自分の手を離れてる」とか言ってたしもう次に向かっているのでしょう。
dizが決めた曲順は
01.自己対峙フリースタイル
02.カゲロウ
03.郊外ブルー
04.親父と夢
05.もし
となっていますが俺は
01.郊外ブルー
02.カゲロウ
03.親父と夢
04.自己対峙フリースタイル
05.もし
で考えていたのでこちらも試していただきたい。聞こえ方が変わるかも
歌いたい曲があったら好きに乗せていいよーと言われていたので一曲くらいはラップしようと思って、最初『親父と夢』に乗ろうと思ってたんだけど、
全く浮かばず『自己対峙フリースタイル』にラップを乗せました
というかこの曲、俺がデータもらった時は『自己対峙』というタイトルで
後から『自己対峙フリースタイル』に変わっていて、「これフリースタイルなのかよ!!!!」と思った 俺はがっつり書いてるんだけど…。
やっぱりdizさんなんだよなあ
dizとは(メガネも)Twitterで出会って自然と仲良くなってもう5~6年の付き合い
北海道と愛知っていう距離なんだけど年に数回は会ったり、曲作ったりしているうちにChuck Dに紹介されたり、ライブしたり、レーベルに入ったり、メガネがアルバム出したり、色々あった。
この人たちに会うまでは「ネットの人には会っちゃいけない!こわい!」って思ってたんだけど、信頼できる人はネットでもリアルでも関係ないっていうか、ネットも現実だし。変な奴もいい奴もいて当然なんだよね
郊外ブルーは全体通して印象に残るフレーズが多かった。一番気に入ったのは
「金持ち、貧乏、世界は出来レース。だけど知っている俺ならできる。 」(#4 親父と夢)
黙って頷いた。
郊外ブルーと同時発売で
diz × Franz Snake - スペースカウボーイによろしく もリリース。 こちらも是非。
diz/スペースカウボーイによろしく - TOWER RECORDS ONLINE
WENOD RECORDS : diz x Franz Snake - スペースカウボーイによろしく [CD] TOGARI NEZUMI (2017)
少し前に岡崎体育氏が制作環境を晒していて、学習机にノートPCとスピーカーが置いてあるだけで衝撃だったんだけど、Franz Snakeさんが床にPC直置きしているだけの写真を載せて「コレで充分」みたいなこと言ってたのも怖かった。
達人の域に達すると何もいらないのか。
次行きます。松島さんと作った『おばけカンパニー』
今年の一月下旬に話を貰っていて
(レーベルに誘われる前)
その二日後にビート送って、すぐにPV撮影したっぽいです。
ストックある?って聞かれてちょうどミックステープ作ろうと思ってビート作ってたからそういうタイミングってあるんだなあと思った。
この人のスピードに付いていけるのかという不安もあったけどその辺は問題なかった。
元々自分用に作ってたんだけど扱いにくいのばっかりでどうしようと思っていたところに話が来たので「松島さんに投げちゃえ!」って思って送りつけました。
UMB2011の札幌予選で松島さんを知って「面白い人いるんだなー」とボケーっと眺めていた頃には信じられないことです
01.ナニうぇい?、03.おばけとデート、04.skit、06.4989、は割と最近作った奴。
02.おばけカンパニー、05.つかれた は少し前(ここ1~2年の間?)
『おばけカンパニー』のビートは工場のプレス機の音をループにして音を重ねて作ったからある意味おばけ"カンパニー"というタイトルは合っているのかも
07.デジタル民族 はビート足りないと思って1日で作りました。
今回はボーカルデータを聞いてから編集しようと思って真っさらな1ループを適当な長さで送って、展開とかは松島さんのラップに合わせて作った。
(PMX氏がそういう風に作ってるとmgmから聞いたので真似した)
どんなのが来るか見当もつかなかったし、
俺が指定する感じだとつまらなくなりそうだなっていうのもあった。
松島さんが「曲名おばけカンパニーでいいですか?」と聞いてきたので笑いながら了解した。Twitter見てみたら「おやつカンパニーってマジでヤバい!」みたいなこと書いてて更に笑った
送られてきた曲を聞いて「おーシャウトされてる〜〜」と少し感動しつつ
(こういうことがあったので)
dizとヱスケーが作ったハナシタイコトって曲の冒頭で言ってた「俺の友達」ってフレーズを今、あのMC松島がヱスケーのトラックで言ってるの感慨深い。 #トウキョウトガリネズミhttps://t.co/hFnR7BklMVhttps://t.co/n5fp8QC27R
— メガネ(メ・ガーネ) (@megane_khb) 2017年6月12日
とりあえず笑った。一曲につき数回は笑う
どうやって考えてんだこの人。
笑っていると思ったら気付けば感動してしまったり、感情が忙しい。
やっぱり松島さんなんだよなあ
で、PVの曲だけ先に作ってOK出たので大体編集の雰囲気はつかめてあとは一気に。
松島さんの方でマスターとか通すのかなーって思っていたら、俺がミックスしたものをそのまま出すって話だった。
俺に頼んだ時点でそこまで音質は重視していないだろうとは思ったんだけど、イマイチ満足行かなかったのでマスタリングを頼むことに。
このアルバムの音の鳴りが好きだったのでTokyo Lovedollsの6000氏に頼みました
軽いやりとりだけでサクッとやってくれて助かりました。ありがとう。
音質も褒めてもらったけど8割くらい6000氏のおかげだと思う(申し訳)
6000氏はアメリカ在住なので『おばけカンパニー』はアメリカ経由で完成したことになります。かっこいいね。
PVになる曲は7曲目のデジタル民族なんじゃないかなあと予想していたんだけど、見事に外れた。とにかく編集するのが楽しかった。自由にやらせてもらえたのも嬉しかったし
自分のミックステープに全曲松島さんがfeat.してるイメージ。
コーラスもガンガン入れたし、原液みたいなものが出まくってると思う
編集していて楽しかったのが01.ナニうぇい?
終わり方を特に意識したのが06.4989
地味に大変だったのが05.つかれた(俺がひたすらラップで相槌を打っている)
ちなみに『つかれた』の松島さんの後半の歌詞の耳コピ(たぶん)
どういうことなのかは各自確認してくれ。もう俺もよくわからん
特に好きなのは03.おばけとデート、07.デジタル民族。
おばけカンパニーは未だに聞くとなんか笑ってしまう。そんな感じ
アルバム通して最後まで聞いてほしい。今なら750円だし
どうでもいいけど6/23っていうリリース日、友達の誕生日…
今思い出したから文脈関係なく書くけど、札幌でやったバトルで松島さんが「下の人間にキツいノルマを背負わせるのがお前のヒップホップなのか?」みたいなこと言っていて付いて行こうと思った。
そういえばもつ酢飯との再生数バトルやってたみたいだけどボロ負けじゃん笑
でもどっちにしてもワッショイサンバさんの勝ちでしょこれ。㋽