書かせていただく気持ち

ヱスケーが何か書きます

主題歌を担当した舞台『FLASH』を観に行った

 

 

 

 赤谷くんが主宰する劇団、FEDEの舞台『FLASH』を観に行きました。

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先月くらいに『僕はまたこんなことを言う』を主題歌として使わせて欲しいと連絡がありOKしたんだけどメールに書かれていた劇の概要が理解できず

「どういう話なんだろう?本当にこの曲でいいんだろうか?」と少し不安になりつつ観に行った。客層は自分よりも少し上の年代が多かった印象だ

待ち時間にBIMやおかもとえみが流れる会場を見てこのあとに自分の曲が流れるのは割りと自然だなと思った。そこからもう流れを作っているんだろうか

 

冒頭で早速『僕はまたこんなことを言う』がかかりそれに動きを合わせて役者が紹介されていく様はなんだかニヤニヤしてしまった。

悔しかったのは待ち時間に流れていた曲と比べて自分の作った曲はアマチュアの音だなと感じたこと。そこに重きを置かずにやってはいるものの少し気になった

他のお客さんや出演者の方がどう思ったかはわからないが…

 

『僕はまたこんなことを言う』は4年ほど前、ブラック企業に勤めていた頃に死に物狂いで作った曲で思い入れがある。(前にも少し書いたことがある)

自分でも他の曲とは少し違うと感じる

言いたいことがどれくらい伝わっているのかはわからないが採用してくれた赤谷くんは感覚が近いところがあるんだろう

 

もう少し書くと舞台をまともに観るのは初めてで役者の皆さんは人に見られる佇まいをしていてその時点で圧倒された。剽軽な役柄や演技で騙されるが役者ってまず見た目がかっこいいんだな 間近で見るとわかる

整っているとかそれ以前の問題で、普通の人とはやっぱり何か違う。

オーラとか言うとなんか馬鹿っぽいんだけど「人前に出て成立するってこういうことか」と。たぶん演技をしていなくても目で追ってしまう人たちだと思う

 

で、観に行くまで気づかなかったんだけど演劇って自分が好きなところを見ていていいんだね。全体を見てもいいしお気に入りの役者を追っていてもいいし、全体で話が動いているのでどの部分も見逃したくない気持ちになる 何度観に行っても違う見方ができて楽しめるんだなと知った。ライブとはまた違う楽しみ方だ

 

僕は知らない人がたくさんいる場所で喋ったり感情を出すのが苦手なんだけどそれでも気がつくと自然に笑っていた。次の展開がどうなるのかわからないヒリヒリした感じもあったし出演者の楽しんでいる雰囲気も伝わり終始楽しく見られた

メールをもらった時に浮かんだ不安はあっという間に解消されていた

 

 

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気持ちをちぎって捨てたくなる

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