ラジオ寄りの雑談『話をさせていただく気持ち』を録りました
— escape (@kikuchisk2) 2019年6月9日
シロシビンズとラジオ寄りの雑談を収録しました。
50分くらいあるので流し聞き必須
一応DLできるけどする人はいないであろう。
先日リリースした『いいことはいつか終わる』について、曲を作り始めたきっかけ、どういう風に作るか、どの部分から作るかとか音楽の聞き方、最近聞いてる音楽、ライブの話、過去作品、嫌いなラッパー、いつもお世話になっているシャンティブックスの話など細かい話題多数
▶︎DL(MediaFire) 話をさせていただく気持ち (mp3/320kbps/50分)
話題
00:10 自己紹介
00:30 『いいことはいつか終わる』について
01:04 シャンティブックスとは
02:35 フルアルバム、ミニアルバムの基準とは
03:50 曲はどんどん短くなってる
05:20 BGMとして長い曲を聞く
05:50 音楽によって効き方が違う
07:15 自分の作る曲の長さ
08:14 ヱスケーがギターで作ったアルバム
09:15 長い曲は聞かない?
10:30 ストリーミング再生
11:13 ヱスケーがトラックを作ろうと思ったきっかけ
14:25 トラックはどこから作るか
17:30 『尊ぶ』
18:14 老化との闘い 宅録だから成立すること
18:50 ヱスケーのライブ経験
20:50 旭川で唯一自分が呼ばれたライブ
21:45 シロシビンズのバッグは重い
22:40 お酒が飲めた頃
23:38 東京でのライブ
25:00 ミックスについて
25:42 オートチューン多いよね
27:28 シンセってどうしてる?
30:06 久しぶりってならない(久しぶりって言っちゃってるけど)
31:00 シャンティブックスに初めていった
32:55 シャンティブックスのたまりさん
33:50 タブラを持って歩くシロシビンズ(インド帰り)
36:45 シロシビンズはたまりさんの第一夫人
37:10 ヱスケーはもうギターは使えない?
39:55 バンドって聞く?
40:46 ジャケットでどんな曲かわかる
42:40 人間椅子
44:05 いただく気持ち
44:48 曲を聞く時どの要素に注目するか
46:20 ヱスケーの嫌いなラッパー
46:55 わざと臭いのはダメ
48:15 メガネのネットリリースパーティーでの関西弁
48:55 録音あるある
50:00 おしまい
BGM
00:07 Next Year and Next Mind / シロシビンズ
04:34 ひとりぼっちの水族館(inst) / ヱスケー
07:01いい感じ feat. mukuchi(inst) / ヱスケー
10:48 エコーズ・アフリカ / シロシビンズ
13:37 African Fire/ シロシビンズ
17:06 シミュレーション feat. diz(inst) / ヱスケー
19:28 おばけとデート(inst) / MC松島 & ヱスケー
24:18 まんねん feat. diz(inst) / ヱスケー
27:25 ひやけ(未発表曲:inst) / ヱスケー
30:45 WE ARE IDIOTS / シロシビンズ
34:29 Drive To 2019/ シロシビンズ
42:19 逃げろ! (WhaleBeats Remix)inst / ヱスケー
46:30 帰り道(ヱスケーRemix) inst / ヱスケー
待ち合わせの時本当にこんな感じだった
今日の絵日記(ひとり女性でめっちゃ蔑んだ目で見てました) pic.twitter.com/mTh758UDdQ
— シロシビンズ@LIVE7/18スピリチュアルラウンジ (@shiroshibins) 2019年6月8日
ミニアルバム『 #いいことはいつか終わる 』と最近のこと
最近のヱスケー
寝不足でインターネットをしていたら閃輝暗点になって死ぬかと思った。画像のマークみたいなのが激しく点滅して視界の右半分が真っ白になりようやくその症状が治まったかと思えば激しい頭痛で吐いてしまった。それから頭痛が治らないので気が変になってきた pic.twitter.com/MvxRh4U9Tb
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月11日
入院することになってしまい参っている
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月13日
おじさんにお尻弄られてちょっと喘いじゃった…
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月13日
ほぼ3日ぶりの食事、本当に涙が出てきた
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月15日
ノーメイクの看護師が多い中で1人がっつりメイクの人が居て美人だけど少し香水がキツくて手が冷たくてそれがすごく気持ち良くてまた触れられたくなってしまっている
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月15日
ヱスケー無事退院できました。ありがとうございました
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月15日
病室からストリートへ
— ヱスケー (@kikuchisk) 2019年4月15日
ここからこの映像に続きます
(婆ちゃんの家でお母さんに撮って貰ったサムネイル)
Twitterのまとめ
入院前にほぼ完成していたミニアルバム『いいことはいつか終わる』をリリースした
#1『知らない道を歩く』(再録)
#2『君は幸せそうに笑う』(再録)
#3『やる気しないね、今日も』
#4『ひとりぼっちの水族館』
#5『シミュレーション feat. diz』
#6『いいことはいつか終わる』
#7『車内で録る feat. MGM』
#8『終わらないでよ』
#1-#8 beat : ヱスケー
#1-#2,#4,#6-#8 lyric & rap : ヱスケー
#3 lyric : ヱスケー
#3,#5 chorus : ヱスケー
#3 vocal : yf
#5 lyric & rap : diz (Tokyo Togari Nezumi)
#7 lyric & rap(1bars) : MGM (K.H.BROTHERS)
ヱスケーに投資してくださる方はBandcampからお願いします
▶︎ Bandcamp
▶︎ iTunes
▶︎ AppleMUSIC
▶︎ Spotify
アクセスフラッシュしている俺が目印です
子供の頃 リアルタイムで実写版のグリッドマンを見ていて音が鳴る人形とか持っていたんだけど同級生に話しても誰一人として覚えていなかった…アニメのグリッドマンで再燃して曲を作る前からこのジャケットにすると決めていた。最早グリッドマンアラームの音声を聞いてニヤニヤするだけのおじさんになってしまったのだ
先にYouTubeに出していたもので良くなりそうな曲は録り直した。
前作の『気持ちをちぎって捨てたくなる』は「4-5年の感情のまとめ」という感じだったけど今回は直近の一年の気持ちなのであまりタイムラグがない。
前回がっつりアルバムを作ったので今回はなるべく小さくまとめようという気持ちがあって全曲3分以内(最後だけ少し出たけど)にした。
どんどん曲が短くなっていってる流れがあるというのもそうなんだけど曲の長さは2分40秒くらいがベストだと思っていて、3分以上あると長いし、なんというか年々集中力がなくなっていてよっぽどのものじゃないとテレビ番組も5分も見続けられないし、そういうのって自分だけじゃないのかもなと感じていたのでサクッと終われる感じにした
今回からコンデンサーマイクを使ってる(7曲目以外)んだけど思っていた以上に細かいアレコレが録れるのでやりやすくなった。少しだけ理想に近づいた気がする
以下少し解説
最後に少し最近のことを
いろいろあって家を出ることになり30過ぎて初めて一人で暮らしてる。
入院する前に引っ越しが決まっていたのでマジで勘弁してくれという感じだったんだけど案外なんとかなっている。去年車の買い替えで適当に決めてしまってやっぱり納得いかなくて一ヶ月で二台買ったりして(自分でも意味がわからない)しんどかったので慎重に選んだ。録音できるかどうかが死活問題なのでそこ基準で選んでそこそこ広い部屋でぼーっと過ごしてる
少し前に同級生3人とその家族で集まっているところになぜか呼ばれて焼肉を食べてきたんだけど女性も子供も苦手なので無心で肉を焼いて食べた
俺以外の三人は結婚していて子供もいて持ち家で、なんだか別の世界の出来事みたいだなと思ってそれが羨ましいとか寂しいでもなくやっぱり俺とは違うんだなと思って帰ってきた。親や社会の人はやたらと結婚しろなどというけれど自分のことだけで精一杯な人間が人並みに背負っても破綻するのが目に見えている
漫画を描いてる友達と電話をして「絵の女はおっぱいがデカすぎる」とブチ切れたりして楽しかった。お前は山本直樹の描く女の子が好きなはずと勧められたけどまだ漫画は読んでいない
あとMen I Trustとても良いですね
ヱスケー2018年活動報告と年間ベスト、新曲など
最近モンスターファーム2にハマっています。
プレステ買い直したし。いいでしょ
シミュレーション feat. diz[prod. by ヱスケー]
自分用にビート作ってたけどdizの方がうまくやってくれるだろうという事で仮の歌詞と既に作ってた映像送って数回のやりとりで完成。
感覚がわかっている周りの人とサクッと作れるのがとても良い。
サムネイルの構図が車内で録ると同じだなあ
2018年はアルバム関連のことばかりだったので他に何か作った記憶があまりない
初めて個人名義で正式なリリースをしたんだけどiTunes,AppleMUSIC,CDで出したのもあって今までよりも人に届いた実感があった。Remixも出したし
こういうのって人脈があってコネがあって人と接するのが上手い人じゃなきゃ無理なんだと思ってた
iTunesのランキングに自分のアルバムが入っていたり、レビューしてくれる人がいたり、タワレコやシャンティブックス、バサラブックスにもCDを置いてもらったりとか。色々あった。
あとCDジャーナルのレビューがなんかウケた
ラップ・グループK.H.BROTHERSのヱスケーによる、聴いている人間のハートを突く哲学的な一枚。シックで影のあるトラックに、深層心理をえぐるような鋭いリリック。自然と身体にスッと沁み込む質の高いサウンドにより、不思議と音楽を超越した表現の在り方を想起させる作品。
直接感想を言ってくれた人が割と居たんだけど、どうもコミュニケーションが苦手で変な感じになってたら申し訳ない
以前は褒められると反射的に自己否定をしてしまっていたんだけど最近はようやく素直に受け入れられるようになって そこだけでも成長できてよかった(と思ってくれ)
日常生活
・色々あって車を二回買い換えたのがしんどかった。
・4台目にしてようやく好きな車を買ったので異常な愛着が湧いた
・台風も地震も来て(いまだに余震くるし)数日とはいえ被災、死ぬかと思った
・一人で行けるところが増えた(遊園地、水族館、博物館、映画館、落語、お笑いライブなど)
・髪型というものに飽きて坊主にしたり角刈りにしたり毛が薄くなったり
・20数年ぶりに同級生と遊んだ
・地デジになってから持っていなかったテレビを買った
・アマゾンプライムいいですね
・恥ずかしいから言ってなかったけどポケモンGOずっとやってる
・探してたゲーム見つけたけど高すぎて泣いた
他の人に当てはまるのかはわからないけど実感したこと
・フリーで出しても意味ない
・YouTubeに曲がないと聞かない
・YouTubeの字幕設定で歌詞を打ち込むまでが最低限
・みんなサブスクやってる
・意外とCDで欲しい人もいる
・CD出した人がみんなリリースライブをやるわけではない
思い出せる限り2018年に作ったもの、やったこと
- 01/06 ヱスケー × シロシビンズ『気持ちをちぎって捨てたくなる』を語る
- 01/07 『気持ちをちぎって捨てたくなる』デジタル配信
- 01/14 家がいい feat. K.H.BROTHERS / ヱスケー - YouTube
- 01/21 30分で作るKHB | K.H.BROTHERS
【30分で作るKHB】チープカシオ - YouTube - 01/21 がっかりくん | K.H.BROTHERS
- 02/12 2018.02.04 ヱスケー スタジオライブ feat. シロシビンズ #気持ちをちぎって捨てたくなる - YouTube
- 03/04 春ねむり 『 #夜を泳いでたREMIX 』 by ヱスケー - YouTube
- 03/18 君は幸せそうに笑う prod. by ヱスケー - YouTube
- 05/06 【VLOG】K.H.BROTHERS - まん旅 @日間賀島 - YouTube
- 08/23 30歳の自由研究 シロシビンズ『無意識ノイズ』について(逆襲のインタビュー)
- 09/13 『気持ちをちぎって捨てたくなる(Remix)』
- 09/15 3まんねん (pro.ヱスケー&diz) | Terminal Explosion
- 09/23 逃げろ! feat. ここせまみ & オオヤヨシツグ (WB Remix) / ヱスケー - YouTube
- 10/10 『気持ちをちぎって捨てたくなる』CD発売
- 10/10 CD特典『君は幸せそうに笑うEP』
- 10/21 『帰り道は遠回りしたくなる』
- 10/27 ヱスケーweb ひっそりと開設
- 11/03 『気持ちをちぎって捨てたくなりまんねん』
- 11/25 車内で録る feat. MGM [prod. by ヱスケー] - YouTube
- 12/16 『Season』MC松島 feat. 晋平太 [ヱスケーRemix] - YouTube
早めに計画して動かないとあっという間に一年が終わると思っていたので意識的に動いたけど思ったよりやってた
あまり音楽聞かない人の年間ベスト
2018年好きだった曲(順不同)
-
キズナアイちゃんの声をひたすらサンプリングして歌わせてみた(フル) “Kizuna AI to AI" / Kizuna Ai Voice Sampling Song - YouTube
-
Sen Morimoto - People Watching (Official Music Video) - YouTube
2018年好きだったまとまった音源
Biig PiigにどハマりしてiTunesにある音源全て買った
2018年好きだったインスタ(順不同)
あと割と衝撃的だったのがボーエンのTik Tok
ぼくのカメラワーク下手😭 pic.twitter.com/IyHVW1yTjn
— Tsukasa Tanimoto - 谷本司 (@t_tanimoto) 2018年12月28日
かっこいい人がやればTik Tokすらかっこよくなるのね
おわり
『気持ちをちぎって捨てたくなる』CDのリリースと紹介文に書かれた『チャックD』について
滅び行くメディア、CDでアルバムをリリースしました
ヱスケー
『気持ちをちぎって捨てたくなる』
CD ¥540 Tokyo Togari Nezumi
収録曲
1. intro
2. 飲み会は早めに帰る
3. いい感じ feat mukuchi
4. 天気のいい日は昼寝に限る
5. まんねん feat. diz
6. 気持ちをちぎって捨てたくなる
7. 僕はまたこんなことを言う feat. シロシビンズ
8. 逃げろ! feat ここせまみ & オオヤヨシツグ
9. 家がいい feat. K.H.BROTHERS
10. 帰り道
11. 辻褄 (6000remix)
12. いい感じ (tamadrow remix)
+5曲入り特典EP『君は幸せそうに笑う』
「12曲で540円は安すぎる」と人に会うたびに言われたけど今までフリーで曲を公開してきた人間からすれば540円の値上がりは相当なものに感じる。
だって普段の生活で540円も値上がりしたものって買わないでしょ普通
もちろん内容的にも音質的にも今までで一番良いし、値段をつけるに値するモノがようやく作れた。それでも個人的には「高額だなあ」と思ってしまう。
地元の友達と「いきなりCD作って配ったらウケない?」って感じで始めた活動だけどまさか本当にCDを出すことになるとは思わなかった。
それもかれこれ8年くらい続いていてライブもやらない、家すら出ない田舎の三十路の男のCDが東京で売れてるのを目にするとマジで「ウケる」ことになってきたなと
音楽で稼ごうって気持ちはなくて、まあ儲かればそれはそれで嬉しいんだろうけど別に生活に困って切羽詰まってるわけでもないし音楽なんて全部タダで良いだろとも思うんだけど、どこかで「タダだから」って言い訳にしてる気がしたし金を出す価値のあるものを作りたいと思った。そんなことを考えたのも割と最近。せっかくレーベルに入ったしこの環境でできることは全部やっておいたほうがいいなってくらいの話なんだけど
値段の壁で人に届かないのは勿体ないし聞いてもらうのが目的だし俺が全く知らないアーティストのCDに払うのって最大でも500円くらいだなって所の値段設定。
完全に個人でやるならもっと安くしていたと思うけどたぶん現状これが限界だと思う
そういえば昔ライブハウスで知らないバンドの人がCD-Rを3000円で売っていてドン引きしてしまったことがあるんだけど、3000円って相当好きな人でも買うのやめるなと思ったしスケベ心が透けて見えてしまって無理だった
『気持ちをちぎって捨てたくなる』
個人的には大人の人に気に入ってもらえているのが嬉しい。
親に聞かせても恥ずかしくないもの、理解できるものを作るってテーマがずっとあってそれが少しずつ実現されてきたように感じる
随分前置きが長くなってしまったんだけど今回は少し説明したいことがあって書いた。松島さんが書いてくれたCDの紹介文についてなんだけども
あのパブリックエナミーのチャックDもシャウトアウトを送った、日本を代表するラップグループと言えなくもないK.H.BROTHERS(靴下はかない兄弟)の超リーダーであり北海道最高峰ベッドルームラッパーのヱスケーが遂にフィジカル作品をドロップ!CD不況が終わるかもしれない!
どうも。MC松島です。友人がCDを出すっていうので文章を書く事になりました。僕がヱスケーくんについて書くときは必ずチャックDの名前を出すようにしてるんです。宣伝っていうのも勿論あるんですが、単純に友人として彼らがチャックDと関わりがあるのが嬉しくってです。今の若い子はチャックDって言われても分からないんだろうな~。それはさておき、ヱスケーくんはとても優れたミュージシャンだと思うし、心の優しい男です。以前に僕も一緒に作品を作ったから分かります。ミュージシャンの素質ってカリスマ性とかアイデアとかそういう派手なものもあるけど、最終的には決断力だと思うんです。ヱスケーくんの作品からは決断までの紆余曲折を感じる事ができて僕は好きです。500円だし絶対全員買った方がいいと思います。むしろ買わない理由があれば個人的に聞きたいくらいです。
とまあ色々書いてくれてるんだけど
『あのパブリックエナミーのチャックDもシャウトアウトを送った、日本を代表するラップグループと言えなくもないK.H.BROTHERS(靴下はかない兄弟)』
という部分、知らない人は冗談だと思うかもしれないんだけど実際にあったことなんだよ
もう3年前らしい。
俺の主宰する(ってほどじゃないけど)K.H.BROTHERSのグループアカウントに@が飛んできた。
チャックDがメインパーソナリティを務めるラジオの中のコーナー『PEPR』で作った曲が紹介されたんだけど、番組冒頭でチャックDが「K.H.BROTHERS」って言ってるの。
なんか「日本にもイキのイイ奴らがいるぜ」的なことを言ってるらしい
アーカイブはもう消えてるんだけど俺が記念に保存してたやつ載せときます
これがチャックDが「K.H.BROTHERS」と言った瞬間
そして曲紹介。片言の日本語に興奮
Listen to the latest @_AndYouDontStop w. @MrChuckD & the crew. #PEPR segm in the mix w. @NorteApache & @_KHBROTHERS_ http://t.co/KMKIUcBadb
— Planet Earth Planet Rap #PEPR (@PEPRradio) 2015年6月7日
もうアーカイブは消えちゃってるんだけども
http://t.co/3UXMxlmG4m
— K.H.BROTHERS (@_KHBROTHERS_) 2015年6月9日
RAPstationってラジオで 78:00 あたりから我々が紹介されています。
何か忘れてるをほぼフルコーラスかけてくれてて
曲の紹介で「それがKHB」って言ってるのアツい
聞いたらめちゃくちゃしっかりしてるアレなんでびっくりします
当時のページはこんな感じ
短い期間で二回紹介されていて、あまりないことらしい
On #PEPR playlist 8PM @TorCesay @megaphonestate @c_realmc @wanlov @NorteApache @_KHBROTHERS_ http://t.co/8dqRbz7aF2 pic.twitter.com/gAWyFYKyKy
— Planet Earth Planet Rap #PEPR (@PEPRradio) 2015年6月11日
We start #PEPR with @_KHBROTHERS_ @NorteApache @TorCesay @http://www.rapstation.com/rsradio/http://t.co/8dqRbzoLwA pic.twitter.com/OYFAYQKNcw
— Planet Earth Planet Rap #PEPR (@PEPRradio) 2015年6月12日
「チャックDのラジオで紹介されたこと」が紹介されていたのでやっぱり凄いことなんだなと
Wild Japan News Daily is out! http://t.co/9Pfi7CN7zT Stories via @_KHBROTHERS_ @lefkatis @akkanbeno
— Trend Pop (@TrendPop) 2015年6月12日
とまあこんな感じでチャックDにシャウトされたというのは事実
もう仲間内ではチャックDがネタになってるんだけどこれは思い返しても相当な出来事だった。紹介された『何か忘れてる』って曲は作り直して公開するのは二回目だった
あのタイミングで作り直さなかったらこうならなかったと思うと感慨深い。
そもそも俺がやってるK.H.BROTHERSの曲は殆ど聞かれていないんだけど数人の中の一人がチャックDってどういう状況なのか。
だから1再生を甘く見ないし"どれだけ聞かれているか"より"誰に聞かれているか"だと思う。これは本当に
この時のことはcola_drunkにインタビューされた時に話してるので暇な人はどうぞ
FREEDL形式のインタビューって見たことないな
[PDF]
cola_drunk interview
vol.1 ヱスケー(K.H.BROTHERS)
CDのパッケージデザインも全部自分でやったんだけど帯にQRコード貼っつけて歌詞やら参加者の情報を買う前に見れるようにしたので気になれば見てみて。
このアルバムはデータで先に出してるのでCDには特典を付けないとなと思いEPを制作
よく店ごとに特典違うっていうの見かけるけど俺はそういうの嫌だなと思ってどこで買っても同じ特典を付けれるようにDLコードをCD外したところに書いた。
友達二人に参加してもらった。どちらもサクッと作ったけど気に入ってる曲
この時のこととか
父親が若い時に作った曲のスコアを母親が捨ててしまいどんな曲を作っていたか知ることが出来なくなってしまった。一度歌ってみたかった
— ヱスケー (@kikuchisk) 2018年3月3日
この時のことを歌った
好きな人が幸せだと嬉しいけど少し寂しいのは自分が無関係だからだ
— ヱスケー (@kikuchisk) 2018年3月15日
これは元々だけどツイートしたことを元に曲を作ることが多い
自分が体験したことしか歌えないから何もないと何も作れない
最後にCDの取り扱い情報まとめて終わりますウッス
店頭にはかなり限られたところにしか置いていないので通販も活用いただきたい
取り扱っていない店舗では取り寄せしてもらうのが一番ありがたいんだけど時間もかかるっぽいし通販が吉。札幌のシャンティブックスと吉祥寺のバサラブックスでは届いて欲しい層に届きそうなのでCDを置いてもらえていることが嬉しい。
タワーレコードとかTSUTAYAの棚にフォトショで自分のCD合成したりして遊んでたんだけど今や普通に置いてあるのすごい
東京
タワーレコード渋谷店
タワーレコード新宿店
吉祥寺 バサラブックス
ラッパー、のヱスケーさんのアルバム『気持ちをちぎって捨てたくなる』の販売開始しました。
— バサラブックス (@basarabooks) 2018年10月7日
もともとネットで音源を配信していた人で、どれも高クオリティーです。
個人的にトラックもリリックもどちらも好きで、かなりオススメ。
12曲入りで価格はなんと税込み540円。https://t.co/l9TL3tOIUd pic.twitter.com/aspuP0aXon
180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目-5-2 吉祥寺サウスビル101
営業時間 13:00-23:30 月曜日定休(月曜日が祝日の際は、翌火曜日がお休みになります。)
http://basarabook.blog.shinobi.jp
ありがたいことに連日店内で流してくれたみたい。在庫残りわずからしいのでお早めに。また東京行った時に追加で置いてもらおうかと思ってるけどいつになるかわからないので 売り切れとのことで在庫追加しました(2018/11/08)
北海道
タワーレコード札幌ピヴォ店(売り切れ)←入荷されるのかは不明
シャンティブックス
午後早々ご来店されたヱスケー(@kikuchisk)さんのアルバム『気持ちをちぎって捨てたくなる』ついにCD 化されました!👏 hiphop 好きなリスナーは勿論なんですが、興味のない方も確実に楽しんで頂ける内容と強度を持っています。これが540円なんてと思わせる異常な満足度あり! オススメ pic.twitter.com/IKSqFtM0JC
— 旅古書 シャンティブックス(強化買取) (@shantii_books) 2018年10月9日
shanti books シャンティブックス
北海道札幌市東区北18条東1丁目5-1
大体14時〜19時頃まで営業している模様。
通販
この三社は在庫無くなっても追加される(だろうと思っている…)
他にCD置いていただけるところあれば
kikuchiescape@gmail.comまでお願いします。
アルバムの内容に関してはこちらで死ぬほど語ってる
それと最近dezao氏のツイートを受けてこんなのを作った。
何かを見てヱスケーっぽいってなるの面白い
『帰り道は遠回りしたくなる』作りましたhttps://t.co/mQ7Lz8vt8Hhttps://t.co/fv7L88BpdP
— ヱスケー (@kikuchisk) 2018年10月21日
『帰り道は遠回りしたくなる』
[FREEDL] https://www.mediafire.com/download/m4990ti6fgztn83 …
— escape (@kikuchisk2) 2018年10月21日
西野七瀬さん可愛すぎるでしょ…
気持ちをちぎって捨てたくなるRemixと最近のこと
【お知らせ】#気持ちをちぎって捨てたくなる Remix
— ヱスケー (@kikuchisk) 2018年9月10日
前から気になっていたけど今まで関わったことのない9人に依頼しました。
pic.twitter.com/ZL7a6EFPlv
エスケーさんのリミックスのやつ、ラップの録音が異様にへたくそなの「会社の飲み会を抜け出して帰宅してほろ酔いで録ったから」って言い訳毎日したい。(みんな買ってくり。。。🎻) pic.twitter.com/ff31SN4NMu
— こえだ (@koedawgg) 2018年9月10日
監督・撮影・編集 cola_drunk
『気持ちをちぎって捨てたくなるRemix』
01. intro feat. aaaMin J
02. 飲み会は早めに帰る(Koedawg Remix)
03.いい感じ feat. mukuchi(uccelli Remix)
04. 天気の良い日は昼寝に限る feat. りえちゅっちゅ
05. 2まんねん feat. SHIMPEI
06. 気持ちをちぎって捨てたくなる。俺も。(ヤブコウヘイ Remix)
07. 僕はまたこんなことを言う feat. シロシビンズ(cuepeedog Remix)
08. 逃げろ! feat. ここせまみ & オオヤヨシツグ(WB Remix)
09. 家がいい feat. K.H.BROTHERS(Kotetsu Remix)
10. 帰り道(ヱスケー Remix)
マスタリング 6000 (Tokyo Lovedolls)
9月13日にリリース予定だったんだけど台風が来たり地震が来たりシステムトラブルがあったりで一週間の遅れが出て出鼻を挫かれた感が否めないけど とりあえず出すことができて良かった。
前作、というかこれのオリジナル版のデータ配信が1月にあって(詳しくはこちら)
その後すぐに動き出して制作期間は大体半年くらい。
音楽っぽいものを作り始めてから「なるべく全部自分で」というテーマがあって特に音に関しては人に頼むということを殆どしてこなかったんだけど ここ数年で気になる人がどんどん増えていってその人たちを誘う機会を伺っていた
ポンポン新しい曲を作るのもいいんだけどその分古くなるのも早いし作った曲を使い捨てにしたくなかった。(椎名林檎が昔の曲をアレンジ変えたりして歌い続けているのかっこいいし)
別バージョンがあれば原曲の消費期限も少し伸びると思っていて それにはリミックスアルバムが最適だなと
2月ごろに東京でKoedawgくんのライブを見たときに少し話して5~6年前くらいに「一緒に曲作ろう」と言って頓挫したのを覚えていてくれたのがなんか嬉しくて、それがきっかけでどんどん決まっていった。
今までの曲とは全くの別物にしたかったので関わったことのない人たちに声をかけるには絶好のタイミングだった。理想の打順を組むような感じで誰にどの曲を頼むか考えつつニヤニヤした
単純に「自分なら間違いなく買う」ものを作っ(てもらっ)た。
現段階で自分でも納得のいくアルバムができてCDを出すことも決まったから、そのご褒美じゃないけど好きな人に自分の曲を作ってもらうという最高の贅沢をした。
雰囲気とか方向性はほぼ狙い通りだったけどそれぞれの解釈がそれに上乗せされて期待以上のものに仕上がった。全曲ボーナストラック(?)。その中で自分のリミックスを最後に持ってきたのはちょっとした決意の表れだったりする
加えて言うならこの人達がどうやって作ってるのか知りたかったから半分は勉強させていただく気持ちで依頼した
あとはキングギドラの最新兵器くらい豪華なものを作るっていうテーマも
今回はダイジェスト作ってないので悪しからず
Twitterではモーメントにまとめ作って随時更新してます
10月10日(あと二週間)に『気持ちをちぎって捨てたくなる』の流通盤が出るのでそちらと合わせて聞いて欲しい。合わせても1000円でお釣りが出るよ(Remix ¥450+CD¥540)。ちなみに予約とかどこで買ったとか関係なしに特典が付く
『気持ちをちぎって捨てたくなる』流通盤予約・購入
ヱスケー/気持ちをちぎって捨てたくなる - TOWER RECORDS ONLINE
ヱスケー / 気持ちをちぎって捨てたくなる | diskunion.net HIPHOP / 日本語RAP ONLINE SHOP
気持ちをちぎって捨てたくなる : ヱスケー | HMV&BOOKS online - TTNCD-14
WENOD RECORDS : ヱスケー - 気持ちをちぎって捨てたくなる [CD] Tokyo Togari Nezumi (2018)
これに関しては流通盤が出たタイミングでまた何か書きます(たぶん)
少し最近のことを
ようやく地震も落ち着いて生活が戻ってきた
台風の直後という最悪なタイミングだった。結果的に助かったけど「これは死んだな」と思った。数秒だけどガツンとバカみたいな余震が何度も来て、たった二日で済んだけど停電、断水、ガスもネットも止まって街灯も信号もない暗闇の中をバイクで暴走してるやつとか暗闇に便乗して痴漢が出たりスーパーの臨時販売で長蛇の列とかとにかくマトモじゃなかった
俺の住んでいるところはたまたま地割れも建物の被害もなかったけどほんの少し離れただけで引くほど被害があって広範囲で通行止だったり他人事ではなかった。登別の友達は避難所行ってたらしいし。地震の一週間前に遊びに行ってたのが信じられない。
考えを改めさせられた。貴重品は常にまとめておくべきだし風呂にお湯を残しておくとかそういう習慣も大事らしい
酷いところは復旧まだまだっぽいけどとりあえずは自分の生活をやっていくことだなと思う。
その他
・Hanna Chan (陳漢娜) が可愛すぎる
・エロ漫画家の『きい(Key)』が好き
・老化がすごい
30歳の自由研究 シロシビンズ『無意識ノイズ』について(逆襲のインタビュー)
30歳の夏休み、このアルバムをテーマに自由研究を行いました。
2018 アルカロイド・レーベル
シロシビンズ
『無意識ノイズ』
(ジャンルはエレクトロとの表記だがNew Waveが正式)
Apple MUSIC
iTunes (DL ¥900)
amazon(DL ¥900)
▶︎https://www.amazon.co.jp/dp/B07GCH53ZW/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_KpdDBb4RZ3ZM4
※その他ほぼすべての配信サイトで購入可能
※リンクは最後にも掲載しています
僕の友人であり師匠(と思っている)シロシビンズという男が久しぶりに音楽活動を再開し製作したアルバム『無意識ノイズ』がめちゃくちゃに良かったので勝手に自由研究を行いその成果をインタビューという形で本人にぶつけました。
忙しい人のための4行
・全曲通してほぼ即興で録音された歌(=無意識)。音=振動=ノイズ
・耳に馴染みの良いサウンド
・様々なジャンルを往来する独自の路線
・約51分で¥900+FREE DLの 無意識ノイズ特典Ver「アウトオブ無意識ノイズ」
ダイジェスト
制作背景と今後
フィンガースティック奏法(正式にはファンクフィンガーズ奏法)を取り入れたことを明かしている
アルバム配信前楽曲『水神の村」
今回は全曲に(シロシビンズの楽曲としては珍しく)歌が入っている(ほぼ全て即興で録音)ということで歌詞から読み解いていくのがわかり易いと思い、まずは歌詞を文字起こしすることに。意図的に聞こえにくくしている部分はあるが聞き取れる箇所を書き留めサウンドとともに理解を試みる。
一聴するだけで「こういう曲」だと言い切れない部分があり、
安易に「◯◯っぽい」と形容できない曲が殆ど(これは僕の知識不足もあるんですが…)
そして何度も聴きたくなるサウンドの魅力も相まってシロシビンズのアルバムに没頭していった。聞くたびに少しずつ「こういうことかな」と解明していく楽しさがあった。
そして自分の見解が正しいのか気になり今回インタビューするに至ったというのが経緯
インタビューを行うにあたり纏めたレポートの一部
-アルバムタイトルについて
シロシビンズ(以下 シ) 「無意識ノイズの"ノイズ"っていうのはノイズミュージックのノイズではないんですよ。音楽っていうものは基本的には振動だからね。振動っていうのは、ようはノイズであって、人からしたらポップミュージックだって気に入らなければノイズになるわけでしょ?」
シ「そう考えると音楽っていうのは"ノイズ"なんじゃないかってこと」
独特な髪型で現れたシロシビンズ
-順を追って曲解説
1. エカシ・オンカミ
ヱスケー(以下 ヱ)「まずは『エカシ・オンカミ』だね。アイヌ語でekasi(=長老) onkami(=拝む)という意味なんだけど、なぜアイヌ語を使ったの?」
シ「これはね、まず僕が北海道のミュージシャンであるという意識が最初に出たの。」
シ「北海道のミュージシャンで"アイヌ的なアプローチ"ってあんまり聞いたことがなくて、やっているとすればアイヌにすごく接近している人。それを考えると「おかしくね?」って思ったの。日本固有の民族が、なんで北海道の地でアイヌという民族が居ながら着目されてないのか。おかしいんじゃないか?って思って、俺たちの居る土地はアイヌの地で、北海道で活動しているミュージシャンなんだぞっていうのを打ち出したかったんだよね。動機はそこです」
ヱ「長老が拝んでいるというタイトルだけどこれについては?」
シ「最後の"エトピリカは飛ぶ カンナカムイ気にせず"というくだりで、風よ穏やかにあれっていうのを祈っているっていうことだよね」
シ「あと雨のSEから始まるけど、もしかしたら雨乞いを拝んでるのかもしれないし」
ヱ「この雨音を録ったのは偶然なんだよね」
シ「これは偶然。でも偶然を含めて繋がったんですよ」
シ「ただ最初のイントロは完全に別の意識で作った。びっくりさせようと、「こういうものだよ」って「変なものですよ!」っていう先制攻撃」
ヱ「ダイジェストっぽいけど違うんだよねこのイントロ。アウトテイクも混ぜられてる」
シ「アウトテイクは2曲入ってる。結果的に曲にならなかった素材も入ってるんだけど、後は未発表曲とかそういうのも入ってる。ダイジェストというよりはサウンドコラージュのイメージで作ったものだね。断片が流れだしてから始まる。そのくらいかな」
イントロ用に短い曲を作ったのかと思ったがアウトテイクでしっかりとした曲(3~4分)のストックが10曲ほどあるという
2. EVOLさん
ヱ「このタイトルはSONIC YOUTHのアルバムから?」
シ「タイトルつけて、後から気付いたの。「SONIC YOUTHのアルバムと同じじゃん!」ってだから『さん』をつけた。単純にLOVEの逆です」
シ「ひねた人間だから恋の歌って作ったことないなって思ったの。少ないとはいえ恋愛はしてきたわけで、そのくらいの自分が恋愛ソングを作ったらどうなるの?っていうことなのね。恥ずかしげもなく言うけど そういうことです」
シ「相手好きな時って今考えたら「どうかしてた」って時ない?」
ヱ「うん。よく言われることではあるね(よくわかってない)」
シ「なんでわざわざこんなことしたんだろう!?って、そういうことだよね"恋は盲目" で、"愛は激烈"。覚醒剤やってる男を支える女の人もいるわけじゃない。激烈だよね」
シ「"笑顔がないと気になる"なんてすごいよね。今までなら絶対使わなかった。」
ヱ「うん。」
シ「でもなんかムスッとしてて気になったんだよ。」
シ「で、"知らないうちに落ちている罠"。結局さ、恋愛してるけどドツボじゃね?っていう」
シ「"お金もだんだん出て行くストレスだって溜まっただろう"
デートってさ、お金かかるじゃない。これ絶対みんな思ってると思うけど、デートってお金かかるしストレスたまると思うんですよ。お店見つけないといけないし…。」
ヱ「うんうん。(よくわかってない)」
シ「例えば『ルサンチマン』みたいな言葉もあるんだけど、恋の葛藤みたいなところで、言葉では表せないんだけど落ち着かないなっていうこともたぶん人が好きな時にはあると思うんですよ。そういうことです。ものすごいストレートに書きましたよ」
シ「最後に英語でなんか言ってるでしょ?あれはね、全く関係ないんだけれどウィリアム・バロウズっていう意味わからない小説書く人がいるんだけど、」
ヱ「ああ、カットアップ の」
シ「そうそう。その人の小説でね、『そしてカバたちはタンクで茹で死に』っていうタイトルがあってそれを言ってます」
ヱ「実は全く関係のないことを英語で言ってたんだね。そしてカバたちはタンクで茹で死に…笑」
シ「恋愛してたらそういうこともあるんじゃない?(適当)」
3. PITTFALL HUMAN LIFE
(一部歌詞)
シ「これはね、あんまり言うことがないんですよ。PITTFALL=落とし穴 という意味で人生の落とし穴みたいなことですよ」
ヱ「明るい曲に暗い歌詞をつけたんだよね」
シ「そうなんですよ。これはDavid Byrne- Like Humans Do が元ネタ。当時この曲がWindows XPにデフォルトで入っていて曲調とかテーマも同じ。冒頭のパーカッションもかなり似てるね。弦セクションもそのインスピレーション」
ヱ「あの弦楽器の感じはシロシビンズの曲では珍しいなと思ったし効いてるよね」
シ「これを作ったのはアルバムの中で最後の方…最後の最後かな。」
ヱ「これが最後なんだね。この曲のテーマって以前自虐的に『ヒューマンエラーって言葉があるけど僕はエラーヒューマン』と言っていたのが元なのかと思った」
シ「そんなこと言ってたの?いいこと言うじゃないの」
ヱ「いいことかはわからないけど…笑
終わりが悲惨な結末を思わせるような音で締めくくるんだよね」
シ「これね、PILの『Don't Ask Me』っていう曲のPVがあるんだけど、最初はすごくいい家を買うんですよ。誰かの家を出払わせて夫婦にその家を買わせるのね。その人はどんどん地中に潜って行っていい生活になる。それに比例してその夫婦は倦怠期になってどんどん暗い家庭になって行くってPVでそれもイメージの中にあったかな。」
ヱ「これも即興で録ってるの?」
シ「これは軽く固めてからだね」
ヱ「だんだん不幸になっていく様を描いたと」
シ「そう。いいことなんてそんなに続かないじゃないですか。仏教でも言うんですけど、"一切皆苦"って。これは何かって言うと、貧乏で何かが買えない。人生が苦しいっていうのはお金がなくてこれが買えないとか細やかなことでも"皆苦"だから人生は一切皆苦。だから仏教の教えの中で人生は一切苦しいものなのにそれを幸せを前提に考えていること自体おかしいんじゃないの?ってこと」
シ「だから一戸建て持って妻子持って幸せだけどそれはその場だけの幸せであって結果的にどうなるわけでもない」
ヱ「それはたしかにそうかも」
ヱ「一曲目でアイヌから始まり二曲目で愛の話になり三曲目で仏教の教えが入ってきてますね」
シ「すごいね笑」
4. フェノミナップ
(一部歌詞)
シ「バラしますけどこれはZAZEN BOYSの『Take Off』って曲」
シ「で、ナップっていうのはパワーナップ っていう言葉があるんですよ。前のアルバムで一曲そういう曲があったんだけど、カフェインを摂取して効いてくる40~50分後の前に寝るの。そして起きるとカフェインの効果+睡眠による疲労回復で作業効率が上がるっていう一つの睡眠活用法みたいなことらしいんですよ。」
シ「それ何回かやったことがあって上手くいったこともあったので、『ナップ』っていうのは自分の中でパワーナップの意味』
ヱ「ビートのヒントはZAZEN BOYSだったけどタイトルのヒントはYMOの『ラップ現象』からきていた」
シ「そうなんです。最初のタイトルは『ナップ現象』だった」
ヱ「前の曲との繋ぎがねガチャガチャッとチャンネルを切り替えるような…」
シ「スタジオのチャンネルのスイッチングだよね。それでエンジニアが揉めてる…みたいな。」
ヱ「それでコンテニューという言葉で繋がる」
シ「この"コンテニュー”にも元ネタがあるんです。ロバート・フリップ っていうね、キング・クリムゾン のギタリストがいるんですよ。ロバート・フリップのソロで、ある曲が終わった後に違う人の声で「STOP!」って言って終わるの」
ヱ「かっこいいね」
シ「それでテープの逆再生の音が入って、その後低い声で少し笑った感じで「コンテニュー」って言うんですよ。それが元ネタ」
ヱ「そこに元ネタがあるんだね。細かいな〜!」
ヱ「これも即興で歌ってる?」
シ「そうだね。途中のナルコレプシー って言ってるところがあって、ナルコレプシーって言うのは睡眠病でいきなり寝ちゃう病気。気絶に近いんだけど、脳の「起きろ」って信号が出なくなってバタンって。僕の好きな人で中島らもって人がいるんだけどラーメン食ってる途中に寝ちゃってどんぶりに頭突っ込んじゃったって話があるの。そういう病気」
シ「一時期これに近い状況があったんですよ。社会人になりたての時にいくらちゃんと寝ても気絶みたいに眠っちゃう。飲み会で「なんで寝てた?」と怒られる。なんでかわからないんだよ」
ヱ「急にスイッチが切れちゃうんだなあ。『寝れてないのかもしれないなあ』ってどっちかわからないまま終わるんだよね」
ヱ「これはビートができて「こういうのを歌いたい」と思って録音したんじゃなくて、いざ音を聞いて歌い出したらこうなったということなんだよね?」
シ「そうだと思う。たぶん寝起きっぽい声が録りたくて、舌足らずな感じで。だからちょっと演技っぽいんだけど」
5. ラッキーストライクミーンズファインタバコ
ヱ「アルバムの節々で耳にするこの冒頭の声?はなんて言ってるの?」
シ「これは声じゃないんですよ。確かラジカセの音だったかな。それを加工してる。
「マジかーーー」の後聞き取れない言葉があると思うんだけど、
それはラッキーストライクミーンズファインタバコと言った後に「ラッキーストライクはとても良いタバコなんですよ」って言葉が続いてるの。説明したってことですね」
ヱ「これって声じゃなかったのか何度も耳にしたから何かの暗号かと思った。」
ヱ「この曲は一番最初に聞かせてもらったんだよね。その時のものから手は加えられてる?」
シ「加わってます絶対に。「マジかーー」とか入ってないです。これはね、元々タバコ屋に行って録音したものを編集したってだけなんですよ。この後に入ってる曲はこれをなんとか軌道修正しないといけないと思って作っただけなんですよ」
ヱ 笑
ヱ「途中に入っている
シ「なんなんだろうね…。パッとメロディが浮かんだんだよ。そのメロディについたのが"ぐらぐらの足を"だったから入れざるを得なくて、他に変えようとも思わなかったからそのまま行った」
シ「有頂天の曲で『ピノキヲ』って曲があるんですよ。サビがね”だよ かっこいい鼻が伸びちゃうよ”って言ってるんだけど、『だよ』から始まるサビの曲はないだろうってことで作ってるんですよ。」インタビュー3時間ぐらいやってましたが、アルバムのおまけ漫画にもあるように極力意識しない歌詞に重点を置いたので、逆に「あ、それ前に言った事あるんだ?」とかホント意図しないビックリがこちらにもあって、半ば心理検査を受けてるような特殊なインタビューでした。
— シロシビンズ@新作アルバム発売中 (@shiroshibins) 2018年8月19日
インタビューで言ってないもので、POINT STONEという曲で「散らばった金属が集約するような音」を作りたくて、試行錯誤して最終的に「トライアングルを鳴らすテンポを高速からスローにしたものの虐再生」で造ったんですが、最初アルミホイルをゆっくり固める音をリバースして、全然だめだったのがある
— シロシビンズ@新作アルバム発売中 (@shiroshibins) 2018年8月19日
本日も雨。。昨日は先日新譜をついに発売したシロシビンズくんと友人のエスケーくんがご来店されました。実は新譜を事前に聴かせてもらっていてお盆の間も何度も聴いてました。前回の作品を聴いた方には確実に聴いてほしい!詳細は後程。本日も宜しくお願い致します! pic.twitter.com/nmTDZztDTl
— 旅古書 シャンティブックス(強化買取) (@shantii_books) 2018年8月16日
ヱスケー × シロシビンズ 『気持ちをちぎって捨てたくなる』を語る
トイレを我慢しているヱスケー
「聴き手の心に鋭く刺さる慎ましい人間の主張、日常、感情。」 by LARGE IRON
昨日知人とやったインタビュー(っていうか対談)の修正前の書き起こし見てて、自分の口の悪さ、SNSでもまだ控えめだったんだなと思いました。シラフなのに口悪すぎてすげえ。いや、冗談交じりで笑いながら言ってるんだけど。序盤で「ブス」とか言い出してるし。
— シロくんさん (@shiroshibins) 2017年12月17日